J記録更新!9戦連続無失点の名古屋、殊勲のDF丸山祐市がウノゼロ勝ちに「しぶとく相手の良さ消せた」

2021年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

1-0勝利に「もっと得点を取れたら良かったが…」

広島戦で先制点を奪った丸山が、攻守両面で勝利に大きく貢献した。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 今季5度目のウノゼロ勝利は、守備の大黒柱がもたらした。

 J1リーグ19節の名古屋グランパス対サンフレッチェ広島の一戦は4月14日、豊田スタジアムで行なわれ、ホームの名古屋が1-0で競り勝った。名古屋は開幕から10戦負けなし、2節から続く、連続無失点試合を9として、前節樹立したJリーグ新記録をさらに更新している。

 今季5度目のウノゼロ勝利の立役者となったのは、ディフェンスリーダーの丸山祐市だ。22分、CKを得ると、「1本目のインスイングの時に(相手が)けっこうボールウォッチャーになると思っていた」という広島の隙を見逃さずに、マテウスのクロスを難なく相手DFの裏を取って頭で押し込んだ。

 後半は広島の反撃に押し込まれる場面もあったが、名古屋のお家芸となった難攻不落の堅守を構築して1-0のまま押し切った。

 試合後、勝利の立役者となった丸山は「素直に嬉しく思うし、もっと得点を取れたら良かったが、しぶとく相手の良さを消せたと思う。しっかり勝ち切れてよかった」とクリーンシートでの勝利を噛み締めた。

 また、リーグ記録を更新する連続無失点試合を9に伸ばしたことについては、「チーム全員がしっかり守ってくれたことが、この結果になっていると思うし、引き続き続けられるように攻守両面で頑張っていきたい」と、さらなる記録更新へ意気込みを見せた。

 そして次節(10節/4月18日)は、同じく堅守を持ち味とする鳥栖戦を迎える。丸山は「相手も手堅い。今日みたいな難しい試合になると思うので、ホームの力、支えをもらってホームで勝てるよう頑張りたい」と、難敵との一戦に気持ちを引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「相手はボールウォッチャーになる」と予測した丸山のヘッドでの一撃!

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