「欧州よりもはるかに…」浦和のロドリゲス監督がスペイン紙に語った“日本人選手の魅力”とは?「Jリーグは面白い」

2021年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

監督の役割の違いにも言及

槙野(左)と喜びを分かち合うロドリゲス監督。チームはようやく上昇気流に乗ってきた。(C) SOCCER DIGEST

 4シーズンに渡って指揮を執った徳島ヴォルティスを離れ、今季から浦和レッズを率いるリカルド・ロドリゲス監督が、母国の有力紙『MARCA』で、日本のサッカーについて語った。

 47歳のスペイン人指揮官は、「新しいチームを率いることはとても大きな挑戦だが、家から数千キロも離れた、文化的にまったく異なる国でそれを行なうのはさらに困難だ」とし、浦和に来てから「最初の数週間の仕事はハードだった」と明かしている。

 Jリーグについては、「日本のサッカーは、多くの人が思っているよりもはるかに魅力的で面白い」と述べ、こう続けている

「規律が根付いた国であるため、選手は規律とプレーする際に必要なことを非常に熱心に守るため、一緒に仕事をするのはとても簡単だ。これは、日本の選手について本当に気に入っているところだ。なぜなら、私にとって、チームが具体的なアイデンティティを持ち、認識できることが非常に重要だからだ。それを達成するのは、(日本では)はるかに簡単だ」

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 また、ヨーロッパの国々と違う点として、監督の役割を挙げ、「ここでは、ただの指揮官という仕事だけでなく、一種のゼネラルマネージャーでもある。つまり、すべての組織の決定は監督を通過する。そのため、新天地に到着するとすぐ、様々な部門の人と会議を開く必要があった」と話している。

 スタートダッシュはやや出遅れたものの、4月に入って3連勝とロドリゲス監督のスタイルがフィットしてきた浦和。ここからの巻き返しと指揮官の采配に注目だ。

サッカーダイジェストWeb編集部

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