徳島が宮代の今季3点目と終了間際のオウンゴールで2-1勝利! C大阪は3試合白星なし…

2021年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝点はまさかのオウンゴール

今季3ゴール目となる先制点を奪った宮代。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは4月14日に、ACLの延期に伴い18節と19節の2試合ずつが前倒しで開催。ヤンマースタジアム長居は、18節・セレッソ大阪対湘南ベルマーレの一戦が行なわれ、終了間際のオウンゴールで、徳島が2-1の勝利を収めた。

 コロナ禍に見舞われ、直近2試合は小菊昭雄コーチが指揮を執ったC大阪。レヴィー・クルピ監督が3試合ぶりにベンチに復帰したホームチームは、立ち上がりにビッグチャンスを得る。開始3分に裏へ抜け出した豊川雄太がシュートを放つもポストに直撃し、得点には至らない。

 すると先制点を奪ったのは徳島だった。15分、左サイドでのボール奪取から速攻を仕掛け、アタッキングサードで流動的にボールを繋ぐと、最後はゴール前で宮代大聖が、相手DFを背負いながらも右足を振り抜きネットを揺らす。宮代はこれが今季3点目となった。

 リードを奪った徳島はその後も、最終ラインからの効果的なロングパスや、中央突破、サイドからなど多彩な攻撃を見せた。
 
 しかしC大阪が、34分に右サイドでのロングスローから、ニアサイドに走り込んだ進藤亮佑が頭で合わせて移籍後初ゴールとなる同点弾。一発をしっかりと決め切り、振り出しに戻す。

 追いつかれてもなお、試合のペースは変わらず徳島。47分には河田篤秀、55分に岩尾憲、76分に杉森考起が決定的なシュートを放つなど、再三に渡り好機を得るも、なかなか追加点を奪えず時間が推移していく。

 それでも試合終了間際の90分、岸本武流の右サイドからのクロスが相手DFのオウンゴールを誘い、勝ち越し。2-1で徳島がゲームをモノにし、今季4勝目。一方、C大阪は3試合勝利なしと、足踏みしている。

 次戦はともにホームで、C大阪が18日に浦和レッズと、徳島が17日に鹿島アントラーズと10節を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】徳島・宮代大聖の先制ゴール! チームを今季4勝目に導く!

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