パリSGが0-1で敗れるもアウェー弾差でリベンジ達成!王者バイエルンは連覇の夢潰える【CL】

2021年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

ネイマールが再三のチャンスを…

カウンターからエムバペとのコンビでたびたび決定機を作り出したネイマール(左)。(C)Getty Images

 現地時間4月13日、チャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝・第2レグ、パリ・サンジェルマン対バイエルンが前者のホームで開催された。

 昨シーズンの決勝(バイエルンが1-0で勝利)の再現となった因縁の対戦は、第1レグでアウェーのパリSGが3-2と勝利。その試合と同様、立ち上がりからドイツ王者がボールを保持し、ホームチームがカウンターを狙う構図となる。

 そのなかで決定機を作り出したのはパリSGだ。2分に速攻からエムバペ、8分にもエムバペの突破からネイマールが際どいシュートを放つが決め切れない。27分には、左サイドでDFを引き付けたエムバペが中央に送り込んだボールをネイマールがシュート。これもGKノイアーにセーブされる。

 パリSGの攻勢は続き、34分、36分、38分とネイマールが立て続けに決定機を作り出すが、ノイアーのセーブと、クロスバー、ポストにそれぞれ阻まれる。

 迎えた40分、ツキを味方にしたバイエルンが先制ゴールを奪う。アラバのシュートをGKナバスがセーブし、空中に舞い上がったボールを、昨シーズンにパリSGでプレーしたFWシュポ=モティングが打点の高いヘッドで押し込んだ。

【動画】古巣相手に2戦連発!シュポ=モティングの豪快ヘッド弾
 これであと1点取れば逆転が可能となったアウェーチームは、その後もチャンスを作り出したもののナバスの牙城は崩せず、1-0で前半を終える。

 後半も両軍が激しく攻め合うスリリングな展開となるが、ともにフィニッシュの精度を欠き、ゴールを奪えない。

 このままだと連覇の夢が潰える王者は82分、ザネに好機が訪れるが、これも枠を外してしまう。

 その後も猛攻を仕掛けたがあと1点が奪えず、試合はこのまま終了。このゲームは0-1で敗れたものの、アグリゲートスコア3-3、アウェーゴールの差でパリSGが勝ち抜けを決め、昨シーズンにファイナルで敗れたリベンジを果たした。

 パリSGは、準決勝でマンチェスター・シティとドルトムントの勝者と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ネイマールの絶妙パスからエムバペが強烈なフィニッシュ!電光石火の先制ゴール

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