後半ATにイラン代表FWの超絶弾炸裂も…ポルトはあと一歩及ばず。チェルシーが7大会ぶり4強入り【CL】

2021年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

中立地のセビージャで対戦

キャプテンのペペ(左)を中心にチェルシーの攻撃を抑え込んだポルトだったが…。(C)Getty Images

 現地時間4月13日、チャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝・第2レグが開催。新型コロナウイスの影響により、中立地のスペイン・セビージャでチェルシーとポルトが激突した。

 立ち上がりから攻勢に出たのは、第1レグを0-2で落としたアウェー扱いのポルトだ。鋭い出足でゴール前まで攻め込むが、プレミアリーグで失点が2番目に少ない堅守を前に、決定的な場面は作り出せない。

 27分にはチェルシーがショートカウンターから一気にゴール前まで持ち上がり、最後はハベルツが中央へラストパスを送るも、ここは38歳のDFリーダー、ペペのブロックに遭い、モノにすることはできない。

 逆に33分にはポルトに絶好機が到来。相手DFと上手く入れ替わって縦パスを受けたコロナがペナルティエリア内から右足を振り抜くが、クロスバーの上を大きく越えてしまう。
 
 スコアレスで後半に入り、チェルシーは54分、左サイドを崩したチルウェルがマイナスのクロス。これにプリシッチが合わせるが、上手くミートすることができず、先制のビッグチャンスを逃してしまう。

 なかなか得点を奪えないポルトは、63分に最初の選手交代。リーグ戦でここまで10得点をマークしているイラン代表のストライカー、タレミを送り込み、状況の打開を図る。

 すると投入から2分後、そのタレミが右サイドからのふわりとしたクロスにヘディングシュート。しかし、相手守護神メンディの牙城を崩すせない。

 刻一刻とタイムアップが近付き追い込まれるアウェーチームは75分、さらにディアス、エバニウソン、ナヌを一気に投入する。

 迎えた後半アディショナルタイム、タレミのスーパーボレーシュートが炸裂。ポルトがようやく1点を返すが、時すでに遅し。第2レグは1-0で勝利したものの、2戦合計2-1で、チェルシーが7大会ぶりのベスト4進出を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】飛び上がりながらスーパーボレー!終了間際タレミが意地の一発

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