「疾風怒濤の勢いだ」なでしこジャパンの“ゴールショー”にパナマ・メディア脱帽!「圧倒的な強さを見せつけた」

2021年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半で5ゴール奪取、菅澤はハットトリック達成

ハットトリックを達成した菅澤(左)を祝福する岩渕(8番)、長谷川(14番)ら。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 4月11日、なでしこジャパン(女子日本代表)はパナマと対戦し、8日のパラグアイ戦に続いて7-0で勝利を収めた。

 FW菅澤優衣香がハットトリックを達成したほか、遅れて合流したイタリアの名門ミランに所属する長谷川唯、代表初ゴールの清水梨沙などの得点でゴールラッシュ。盤石な攻撃陣が中南米の相手を寄せ付けなかった。

 敗れたパナマの全国局『RPC TV』は、この結果を「日本が力を見せつけた」と伝えている。

「日本の女子サッカーは、疾風怒濤の勢いでパナマを撃破した。経験豊富なスガサワ、ヨーロッパでプレーするユイ・ハセガワ、シミズやモミキ(籾木結花)らがゴールを決め、試合を通じて圧倒的な強さを発揮した」
 
 また、現地局『telemetro』は「2011年に世界チャンピオン、15年に準優勝した日本との初めての親善試合。彼女たちの攻撃は待ったなしだった」と攻撃陣を称賛。「前半だけで日本の目的は達成されたようなもの。パナマは懸命に日本のプレッシャーをはねのけようとし、後半は耐えていたが、さらに2点が加わるゴール・ショーで、スガサワがハットトリックを達成した」と脱帽した様子で伝えている。

 一方で、「女子サッカーの世界的な強豪国のひとつである日本との初対戦は、ワールドカップ出場を目指すパナマにとっても大きな経験となった」と綴っている。

 なでしこジャパンにとっては東京五輪へ向けての選考を兼ねた今回の親善試合。攻撃陣は海外チームを相手に十分なインパクトを残したと言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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