ベンゼマ&クロース弾でマドリーがバルサを2-1で撃破し、ダブル達成!ついに暫定首位に浮上!

2021年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーが前半で2点をリード

見事な先制弾を決めたベンゼマ。(C) Getty Images

 現地時間4月10日にラ・リーガ第30節の大一番、エル・クラシコが開催され、レアル・マドリーが宿敵バルセロナをホームで迎え撃った。

 勝点66で首位に立つアトレティコ・マドリーを1ポイントで追う2位のバルサは、3-5―2を採用。グリエーズマンは故障明けのピケとともにベンチスタートとなった。

 そのバルサと2ポイント差の3位のマドリーは、いつもの4-3-3。故障のセルヒオ・ラモスとコロナ陽性のヴァランヌが不在のCBは、ナチョとエデル・ミリトンが代役を務め、右ウイングには公式戦4試合連続ゴール中のアセンシオではなく、MFバルベルデを起用した。

 そして、そのジダン監督の采配がずばり的中。13分にバルベルデが自陣からドリブルで持ち上がり、ジョルディ・アルバをあっさりかわして、右サイドへパス。オーバーラップしてきた右SBルーカス・バスケスがグラウンダーのクロスを送り込むと、主砲のベンゼマがヒールで合わせて先制ゴールを奪う。

 さらに28分、ヴィニシウスの果敢な突破からFKを獲得。クロースのキックはデストの背中に当たってゴールに吸い込まれ、追加点を奪う。

 34分にもヴィニシウスがドリブルから、チャンスを構築し、右サイドでパスを受けたバルベルデが強烈なシュートを放つも、左のポストを叩き、跳ね返りを狙ったL・バスケスの一撃はGKテア・シュテーゲンにセーブされる。

 前半終了間際には、メッシが決定機を迎えるも、GKクルトワが身体を張ってセーブ。このままマドリーが2点リードで折り返す。

 大雨が降り出した後半、デストに代えてグリエーズマンを入れて攻勢を強めたバルサは60分に1点を返す。ジョルディのクロスをグリエーズマンがスルーし、クラシコデビューを飾ったDFミンゲサが右足で合わせて、ネットを揺らした。

 その後はオープンな展開となるなか、バルサはセルジオ・ロベルト、モリバ、トリンカン、ブライスワイトを相次いで投入。マドリーも、61分のバルベルデに続いて、72分にベンゼマ、クロース、ヴィニシウスとこの日の活躍した選手たちを下げて、アセンシオ、マリアーノ、マルセロ、イスコを送り込む。

 90分にはカゼミーロが2枚目のイエローカードで退場したものの、マドリーがこのまま逃げ切り、2-1で勝利。3-1で制した前回対戦に続いてクラシコでダブルを達成し、バルサを抜いて、アトレティコと勝点で並び、直接対決の差で暫定首位に浮上している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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