14時間も身を潜め…無観客試合で“全裸男”乱入の顛末が明らかに!犯人にはここ数か月で15回の逮捕歴

2021年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

過去には「裸になることは心理的なメリットがある」と発言

連行されるガルシア。世界注目の一戦に水を差す行為の罪は、決して軽くない。 (C)Getty Images

 お騒がせ"全裸男"を巡り、新たな事実が発覚した。英紙『The Sun』など複数メディアが報じている。

 現地時間4月8日に開催されたヨーロッパリーグ準々決勝・第1レグ、グラナダ(スペイン)対マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)。無観客で開催された前者のホームゲームで、ピッチ上が騒然となったのは開始6分だった。一糸まとわず、髪や髭をぼうぼうに伸ばした男が突如乱入し、ピッチへダイブしたのだ。もちろん即座に警備員に取り押さえられたが、1分ほど試合の中断を余儀なくされている。

 明かされた情報によると、男の正体は裸を推奨する活動家で、名前はオルモ・ガルシア。今回の一件に関しては、試合当日の午前中にスタジアムへ忍び込み、14時間も防水シートの下で身を潜めた末に、起こした行動とのことだ。
 
 なお、37歳の彼は地元ではよく知られた存在で、街中を歩く際に全てをさらけ出している姿が頻繁に目撃され、ここ数カ月だけで15回も逮捕されているという。2016年には地元紙に世界平和などを訴え、「裸になることは心理的なメリットがある」と、メッセージを発信している。

「純粋さや平和を主張し、自分を取り巻く全てのものに対して、より誠実であることを示すための方法なのだ。僕は誰にも迷惑をかけないし、社会にとっても良いことだと思っている。僕にとっての世界の平和とは、調和、良い言葉、老いのない地球、死のない世界である」

 試合はアウェーのユナイテッドが2-0で勝利。無観客にも関わらず起きた、前代未聞の"珍事"だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像&動画】街中を全裸で…スタジアム乱入男の衝撃シーン

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