鹿島期待の新戦力、MFピトゥカが初会見!「まだデビュー前なのに…」サポーターの歓迎ぶりに感謝

2021年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

隔離期間の検査では陰性が続いている

トレーニングの充実ぶりを物語るように、笑顔で取材に臨んだD・ピトゥカ。※写真は会見中のスクリーンショット

 鹿島アントラーズ期待の新戦力、ディエゴ・ピトゥカは4月9日、オンライン上で来日後初の会見を行ない、現在の心境を明かした。

 D・ピトゥカはブラジルの名門サントスで、今年1月のコパ・リベルタドーレス決勝に出場。直後の来日を予定していたものの、コロナ禍で4月2日まで日本への入国が叶わなかった。

【動画】ピトゥカってどんな選手?リベルタドーレス杯準決勝で奪ったゴールをチェック!

「この2か月間ウズウズしていた」というピトゥカは、「やっと(日本に)来れたので、早くチームメイトの手助けになりたいという強い気持ちでいます。早く活躍したいと思っています」と語る。

 現在は隔離期間でトレーニングを行ないながら「まだ時差ボケで調整中」だが、「バブルのなかでは部屋に缶詰にされるのは認識していた。(PCR検査でも)毎回陰性が出ている。グラウンドに出る時間もありますし、室内でも器具を用意してもらってトレーニングできる環境があります」と難しい環境下でもトレーニングを怠らない。

 しかし、「自宅や個人で練習するのと、クラブで練習するのは大きく違うが、ただ悪くない状態だと思います。一番最後の試合が、リベルタドーレスの決勝だったので、フィジカルというより試合勘が一番のネックになってくると思う。それを解決する方法は、試合をやりながら戻していくしかない」と試合への飢えを明かした。

「僕自身はとにかく大の負けず嫌い。対戦相手がどこであろうと関係なく、勝つためにやるべきことをやり続ける。それが自分のモットーです。それをみんなに伝達して、勝つ方向へ向かえれば」
 
 鹿島は現在J1リーグで勝点7の14位。加入するチームの現状については、「優秀な選手が多いチーム。みんなこの結果を想像していなかったと思う。僕自身は優秀な選手と監督がいるチームで、その状況を打破できると思っています。自分自身もサポーターの温かい声を受けて、ピッチ上で恩返しできるようにしていきたい。一日でも早く上位陣に近づけるようにみんなで努力して行ければと思っています」と回答した。

 D・ピトゥカはさらに鹿島サポーターへの感謝の想いを述べ、自身の特徴についても述べている。
「サポーターの温かいメッセージに感謝したい。まだデビュー前なのに、ユニホームを買ってくれているという話も聞いている。サポーターの温かさには本当に感謝しています。ピトゥカといえば、視野の広さとパスの正確さだと思っています。そこでチームの手助けをしたいと思っています」

 名門からやってきたボランチは、鹿島の救世主となれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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