「それならウチダはもう使わない!」内田篤人、鬼軍曹マガトに“干されかけた”エピソードを明かす「恐っ」

2021年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミハイロビッチが激怒した話の流れで…

内田氏がシャルケで師事した最初の監督が鬼軍曹マガト(左)だ。(C) Getty Images

 元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNの冠番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME』のなかで、恩師とのエピソードを披露した。

 番組内でボローニャのシニシャ・ミハイロビッチが所属する冨安健洋の負傷に、「14-0で勝てるモンゴル戦に出す必要があったのか」と、日本代表での起用法に激怒したことが紹介されると、「そりゃ、怒りますよ」と一言。ゲスト出演した日本代表MFの中村憲剛氏も、「クラブの監督からすると怒るよね」と同調した。

 内田氏は「めちゃくちゃ揉めてたもん、シャルケの時。『誰がカネを払ってんだぁ』って」と続け、ドイツへ渡った際の指揮官である"鬼軍曹"ことフェリックス・マガト監督との秘話を明かした。

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「マガトが監督の時、技術委員長だった原(博実)さんが『内田をアジアカップに呼びたい』と交渉したら、『それなら、二度とウチダはもう使わない。新しいレギュラーを連れてくる』と言われたらしいです」

 最終的に、アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表の一員として2011年1月に開催されたアジアカップに出場した内田氏は、右SBで4度目のアジア制覇に貢献している。

 結局、大会後も干されることはなかったが、「綱渡りですよ。二度と使わないなんて言う? 恐っ」と内田氏が当時を振り返ると、中村氏が「それだけ篤人が必要だったってことだから」と見事に締めくくった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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