【J1】白熱の首位攻防戦はズラタンの一発で浦和に軍配!

2015年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

宇佐美の7試合連続ゴールはならず。

終盤の84分、ズラタンのゴールでついに浦和が先制。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月2日、第1ステージ・9節の9試合を開催。埼玉スタジアムで行なわれた首位攻防戦の浦和対G大阪は、1-0でホームの浦和が勝利を収めた。

【J1 PHOTOハイライト】浦和 1-0 G大阪
 
 試合は、立ち上がりから互いに隙を見せず、素早い攻守の切り替えから中盤での激しいせめぎ合いが続いた。前半は、互いにチャンスを掴みかけるも、ゴール前でのディフェンスはともに厳しく、スコアレスで終了。
 
 後半に入ると、徐々に浦和がペースを掴み、G大阪を押し込んでいく。前線からの激しいチェックで追い込み、高い位置でボールを奪ってはズラタン、梅崎らが惜しいシュート放った。
 
 一方のG大阪は75分に見せ場が訪れる。ペナルティエリア手前でFKを得ると、キッカーは遠藤。右足で放ったシュートは、弧を描き枠を捉えるが、GK西川がパンチングで手に当てボールはクロスバーを直撃。ゴールとはならなかった。
 
 その遠藤のFKの直後、今度は浦和の李がエリア内で決定的なシュートを放つも、ここはG大阪の守備陣が身体を張ったディフェンスで凌ぐ。
 
 そして白熱の攻防は84分、ついに勝負を決める一発が浦和に飛び出す。左サイドを武藤、宇賀神の連係で破ると、宇賀神のクロスに合わせたのはズラタン。ワンタッチで確実に蹴り込み、ゴールネットを揺らした。
 
 試合はこのままタイムアップ。1-0で浦和が勝利を収め、勝点を23に伸ばして首位を堅持。一方のG大阪は勝点19としている。チーム新記録の7試合連続ゴールが懸かっていたG大阪の宇佐美は、後半アディショナルタイムにペナルティエリア内での決定的なシュートで同点を狙ったが、西川のファインセーブに阻まれ無得点。不発に終わっている。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事