「3年後はハーランドよりも上」スウェーデン代表OBが猛プッシュする後輩とは?ビッグクラブでのプレーにも太鼓判

2021年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ハーランドには、まだ改善の余地がある」

ハーランドを超える存在になると、母国の後輩に太鼓判を押すエドマン(右)。(C)Getty Images

 元スウェーデン代表DFエリック・エドマンが、母国の後輩を猛プッシュしている。スウェーデン・メディア『Fotbollskanalen』のインタビュー内容を、スペイン紙『AS』が伝えた。

 現在42歳のエドマンは、現役時代に同代表として57試合に出場したほか、クラブではトリノやトッテナム、レンヌなど欧州各地でプレー。2013年に引退し、今日はTVコメンテーターを務める。そんな彼が、「ノルウェーでは頭に物を投げつけられるだろうが」とおどけながらも、「3年後は(アーリング・)ハーランドを超えている」と、強く推すのがレアル・ソシエダのFWアレクサンダー・イサクだ。

 イサクは2016年に16歳で地元クラブのAIKでプロデビューすると、その年にリーグ戦二桁得点を記録し一気にブレーク。翌年にはドルトムントへステップアップを果たし、昨季ソシエダへ加入。1年目からリーグ戦9ゴールのほか、コパ・デル・レイでは8戦7発と非凡な才能を惜しみなく発揮し、今季もここまでチームトップのリーグ戦12ゴールと、赤丸急上昇中の若武者である。

 スウェーデン代表の21歳が、ノルウェー代表の20歳より上だとする理由を、エドマンはこう説明する。
 
「ハーランドがCFとしてプレーするとき、動きに変化を付ける部分では、まだ改善の余地がある。(3試合ノーゴールに終わった)最近のノルウェー代表戦でもそうだった。その辺りはイサクの方が上だと思う。それに技術やフィニッシュの部分もそうだ」

 また、「ビッグクラブが適している」と、さらなるステップアップにも太鼓判を押す。

「3年後には成長し、ビッグクラブでプレーできるフィジカルレベルになっているだろう。あとはマンチェスター・シティ、バルセロナ、レアル・マドリーでプレーするためには、様々なタイプのレジスタと連携を深め、チームメイトと良い関係を築くことも必要不可欠だね」

 ハーランドの昨今の圧倒的な活躍ぶりは周知の通り。3年後、欧州の勢力図はどのように変化しているのだろうか。そしてイサクは一体、何色のユニホームを着ているのか。興味は尽きない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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