「理解できない、不公平だ」クロップ監督が同胞レフェリーの判定に不満!「主審は私に個人的な何かがあるのか?」

2021年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝つには値しなかった」と完敗を認めつつも…

試合後にブリッヒ主審(右)に不満を述べるクロップ(左)。(C)Getty Images

 現地時間4月6日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝・第1レグでリバプールは敵地に乗り込み、レアル・マドリーと対戦。2017-18シーズンのチャンピオンズ・リーグ決勝で敗れている相手に、その時の同じスコアである1-3で敗れた。

 シュート数0対9と圧倒された前半に2点を奪われたレッズは、後半の立ち上がりに盛り返してモハメド・サラーのゴールで1点を返したものの、65分にヴィニシウス・ジュニオールのこの日2点目で突き放され、2点のビハインドでホームに戻ることになった。

 スペイン紙『MARCA』などによれば、ユルゲン・クロップ監督は試合後、「勝つには値しなかった」と完敗を認め、「うまくプレーできなかった。あまりに多くのボールを失い、彼らを簡単にプレーさせてしまった」とチームの出来を嘆いた。

【動画】クロースの正確無比のロングパスは絶品!ヴィニシウスの鮮やかな先制ゴール
 
 同じドイツ人のフェリックス・ブリッヒ主審の笛にも納得がいかなかったようだ。とりわけ、36分にサディオ・マネがロングフィードに抜け出そうとして、後ろから来たルーカス・バスケスと交錯して倒れたシーンは、微妙な判定だった。その直後にマルコ・アセンシオに2点目を奪われただけに、アウェーチームにとっては痛恨だった。

「理解できない。明らかにファウルだった。良くなかったので、彼には『不公平だ』と伝えたよ。審判は私に対して、個人的な何かを持っているようだった」

 そう不満を露わにしたクロップ。精彩を欠いたチームを立て直し、現地14日に行なわれる第2レグで逆転勝ちに導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】モドリッチが絶妙アシスト!マドリーの3点目はこちら
 

次ページ【動画】クロースの正確無比のロングパスは絶品!ヴィニシウスの鮮やかな先制ゴール

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事