「PKの窃盗は明白」惜敗バルサ戦の判定を巡り、バジャドリー市長が怒り爆発!「信じられないほどの屈辱だ」

2021年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

連続投稿で猛烈批判

判定を巡って主審へ猛抗議するバジャドリーの選手たち。(C) Getty Images

 市長が怒り心頭だ。

 バジャドリーは現地時間4月5日、ラ・リーガ第29節でバルセロナと敵地で対戦。押し込まれるも何とか耐え凌ぎ、ゲームは0-0のままタイムアップ間近に。しかし90分、フレンキー・デヨングに右サイドからクロスを上げられると、最後はこぼれ球をウスマンヌ・デンベレに左足のボレーシュートを叩き込まれ、痛恨の決勝点を献上してしまった。

【動画】勝負を分けたのは土壇場の1点!バルセロナ戦のハイライト

 勝点奪取まであと一歩のところまで迫った難敵との一戦で、審判へ怒りの牙先を向けたのが、バジャドリー市のオスカル・プエンテ市長である。日頃からSNSでの発信に熱心なリーダーは、自身のツイッターにてリアルタイムで苦言を呈している。まずひとつ目が、62分のプレーだ。

 アウェーチームが攻め込むなか、オスカル・プラーノが左足で蹴ったボールは、ペナルティエリア内で相手DFジョルディ・アルバの右手に直撃。しかし、不自然に手を広げていたわけではないということで、VAR介入の末、PKは与えられず。これに対し、プエンテ市長は「(PKの)窃盗は明白である。信じられないほどの屈辱だ」と、猛烈批判を行なった。
 
 さらに79分、プラーノがファウルで一発退場になった際には、「なんとも恥知らずな。80分で我々はまだ0-0だ。今日ブランキビオレタ(バジャドリーの愛称)のヒーローは11人いる」と、皮肉たっぷりにツイートしている。

 そして最後は、「レフェリーはバルサのドレッシングルームに行って、彼らを叱るべきだ。彼らはほぼ勝つ可能性がなかった。素晴らしい仕事ぶりとは程遠いね」とまさかの珍指令も。あくまで実力で負けたわけではないことを強調するかのような物言いで、締めくくった。

 劇的勝利でバルセロナが首位アトレティコ・マドリーに勝点1差まで肉薄した一方で、16位のバジャドリーは降格圏の18位ウエスカとの3ポイント差を広げることができなかった。あと数分で逃したこの1ポイントが、後々響かなければいいのだが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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