ジョッタの2発&サラーが今季18点目!アーセナルに完勝のリバプールがCL圏内と勝点差2に接近!

2021年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

リバプールは交代策が的中

途中出場で圧巻の2ゴールを奪ったジョッタ。(C)Getty Images

 現地時間4月3日にプレミアリーグ第30節が開催され、エミレーツ・スタジアムではチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権獲得を目指す9位のアーセナルと、7位のリバプールが激突する注目の一戦が行なわれた。

 序盤から試合を優位に進めたのはアウェーのリバプール。ボールを奪われても鋭い出足で即座に奪回し、ポゼッションを高める。11分にミルナー、14分にはファビーニョがそれぞれミドルシュートを放つが、枠を捉えることはできない。

 対するアーセナルは、エースのオーバメヤンも含めて自陣での守備に追われ、我慢の時間が続く。

 29分にはリバプールがビッグチャンス。GKアリソンのロングフィードを受けたマネがゴール前へのグラウンダークロスを送り込むも、サラーには届かない。

 さらに35分にも、右サイドからの折り返しをペナルティエリア中央で受けたミルナーが決定機を迎えるが、狙いすましたシュートは惜しくもゴール左に外れる。
 
 スコアレスで突入した後半も、テンポよくパスを回すレッズのペースで進んでいく。ただ、最終局面で崩し切ることができず、攻めあぐねる展開が続く。

 中盤以降、状況を打開したい両チームは選手交代を敢行。アーセナルがエルネニー、リバプールがジョッタをピッチに送り込む。

 すると64分、リバプールの交代策が的中する。右サイドからのアレクサンダー=アーノルドのクロスをジョッタがヘディングで叩き込み、ついに均衡を破る。ポルトガル代表FWは中断前のウォルバーハンプトン戦(〇1-0)に続き、2戦連発となった。

 勢いに乗ったアウェーチームは、68分に個の力で突破したサラーがリーグ単独トップとなる今シーズン18点目を奪うと、82分にもショートカウンターからジョッタがこの日2点目をゲットする。

 結局、試合はこのまま終了。リバプールが3-0の完勝で、同じ日の試合で19位のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに不覚をとった、CL出場ラインの4位チェルシーとの勝点差を2に縮めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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