堂安律&奥川雅也が先発のビーレフェルトは“ライバル”マインツとドロー。終盤に絶妙弾で追いつくも…

2021年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

勝点2差で残留を争う

堂安は奥川とともに先発するも、得点に絡むことはできなかった。(C)Getty Images

 現地時間4月3日、ブンデスリーガ第27節が行なわれ、堂安律と奥川雅也が所属する17位のビーレフェルトは、勝点2差で15位のマインツとアウェーで激突。堂安と奥川は揃って先発出場を果たした。

 最初のチャンスは9分、右サイドを上手く突破した奥川から落としを受けたブルンナーがふわりと浮かせたクロスを供給、これにフォクルザマーがヘッドで合わせるも、わずかにクロスバーの上に外れる。

 16分には大ピンチ。バレイロにするりと抜け出され、ペナルティエリア内から強烈なシュートを浴びるが、守護神オルテガが好守を見せ、なんとか難を逃れる。

 その後は残留を争うライバルに対し、互いに激しいプレスでボールを奪い合い、五分五分の展開が続く。互いに決定的な場面は生み出せず、前半は0-0で終える。
 
 後半も均衡した状態が続くなかで、51分には堂安がハーフウェイライン付近からドリブルでゴール前まで一気に持ち上がり左足を振り抜くが、相手DFにブロックされてしまう。

 迎えた56分、デルホールンがペナルティエリア内で痛恨のファウルを犯し、PKを献上。これをブロンジンスキに決められ、先制点を許してしまう。

 1点を追いかける展開となったビーレフェルトは61分に2枚替えを敢行。クンツェとコルトバを投入し、打開を試みる。ただ、先制で勢いを増した相手に攻め込まれる場面も多く、攻撃の形を作り出せない。

 それでも76分、ゴール前中央の好位置でFKを獲得。キッカーのフォクルザマーが放ったシュートは1度は壁に跳ね返されるも、こぼれ球を自ら広い、右足で絶妙なコントロールショットを放ち、鮮やかにゴール右を揺らす。

 だが、同点に追いつくのがやっと。試合はこのまま1-1のドローに終わり、ライバルとの差を詰めることはできなかった。

 ビーレフェルトは次節、9日にホームでフライブルクと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】日本人2人で難敵レバークーゼン撃破!堂安&奥川のアベック弾はこちら

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