「クボが日本でレベルを回復した!」3戦3アシストの久保建英の“復活”にスペイン紙が注目!「再びヘタフェで最も優れた選手に…」

2021年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ヘタフェでの新しいローンの可能性がある」

エルチェ戦のアシストに続き、U-24代表でも2ゴールをお膳立てした久保。(C) Getty Images

 日本の至宝の復調にスペイン・メディアも注目しているようだ。

 4月1日、スペイン全国紙『MARCA』は、「クボの復活」と題した記事を掲載。「日本人はエルチェとの決戦と日本代表チームへの参加でレベルを回復した」と伝えた。

 3月21日に開催されたラ・リーガ第28節で、7試合ぶりに先発出場を果たした久保は、60分に対峙したDFをかわして右足で絶妙のクロス。リーガでは今季初アシストをマークした。

「ひとつアシストという記録が付いたのは良かった」と本人が語ったように、目に見える結果を残してU-24代表に合流したレフティは、勢いに乗って強豪アルゼンチンとの試合でも魅せる。

【動画】絶妙の右足クロス!躍動した久保建英の今季初アシストはこちら
 29日に開催された2戦目でCKから板倉滉の2ゴールをアシスト。クラブと合わせて、3試合で3アシストを記録したことになる。

【動画】久保建英が強豪アルゼンチン戦でマークした2アシスト

『MARCA』紙は、「クボはエルチェ戦でタイトルを取り戻した。右サイドでニョムに追い抜かれていたが、再び卓越した選手となった」と綴り、こう続けている。

「アシスト、3つのキーパス(シュートに繋がったパス)、2つのドリブル、ペナルティの可能性があったシーンにより、チームの中で最も優れた選手のひとりになった。再び輝きを取り戻した」

 さらに五輪代表の活動についても「U-24日本代表では、アルゼンチン戦の2アシストとMVPで再び脚光を浴びた」と紹介。こう締めくくっている。

「今シーズンの日本人のフィナーレがどこに向かっているのかを見る時だ。期待に応えれば、レアル・マドリーの目が届きやすい、ヘタフェでの新しいローンの可能性があるため、今週の土曜日のオサスナとの一戦は、ボルダラス監督の意図と、クボが継続性を発揮できるかどうか、両方の手がかりになる」

 昨シーズンのマジョルカでも、コロナ中断明けの残り数試合で評価を一気に高めた久保。このままの勢いで、シーズン最後まで駆け抜けてほしい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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