アンリ、アグエロ、サラー…最も効率がいいのは誰だ?英メディアがプレミア得点率ランキングを発表!

2021年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

1ゴールに要する時間で順位付け

プレミア史に名を残す点取り屋である(左から)アンリ、アグエロ、サラー。1位に輝いたのは?(C)Getty Images

 現地時間3月29日に発表されたセルヒオ・アグエロの今季限りでのマンチェスター・シティ退団は、世界に大きな衝撃を与えた。各メディアはリスペクトの意味を込め、こぞってアグエロの功績を伝えるなかで、英メディア『90min』ではアルゼンチン代表FWも名を連ねる、プレミアリーグ得点率ランキングを発表している。

 得点数ではなく、あくまで1ゴールに要する時間で順位が付けられた今回のランキング。ゆえに、ふたつの数字は比例するのかといったところも注目ポイントのひとつだ。それではトップ5を見ていこう。

 5位に入ったのはエジプト代表FWモハメド・サラー(130 分)。エースとして昨季はリバプールの30年ぶりリーグ制覇の立役者となったストライカーは、今季もコンスタントに得点を積み重ね、現在1位タイの17ゴール。年々磨きのかかる28歳は、今後さらに率を上げていくのか。

 4位は元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ(128分)。マンチェスター・ユナイテッド加入1年目から23ゴールをマークすると、2年目には25得点で得点王となり、リーグ制覇に貢献。在籍5年間で、4度の20ゴール超えを果たしている。

 3位はイングラド代表FWハリー・ケイン(122分)。15-16年と16-17年に2シーズン連続で得点王を獲得した稀代の点取り屋は、ソン・フンミンとの強力タッグで今季もトッテナム攻撃陣を牽引。得点数はサラーと並び1位タイだ。チャンピオンズ・リーグ出場権を巡る熾烈な終盤戦で、さらなる爆発に期待がかかる。

 2位は元フランス代表FWティエリ・アンリ(122分)。同代表歴代最多得点を誇るレジェンドは、アーセナルでも得点を量産。圧巻のスピードと、卓越した決定力を武器に、3年連続を含む4度の得点王ほか、あらゆる個人賞を獲得している。

 そして、栄えある1位に輝いたのが、アグエロ(108分)だ。シティでは公式戦384試合に出場し、歴代最多の257ゴールという驚異的な数字を記録。黄金時代のシンボルとして絶対的な地位を築き上げた。来季以降、得点率が変動することはあるのか。

【動画】在籍10年!マンC退団が決まったアグエロのゴール集

『90min』発表のプレミアリーグ得点率トップ30は以下の通り。(※時間は同じ場合は通算得点数が多い方が上位)
 
30位 カルロス・テベス(174分、84得点)
29位 レス・ファーディナンド(174分、149得点)
28位 クリスチアーノ・ロナウド(173分、84得点)
27位 フェルナンド・トーレス(173分、85得点)
26位 ロビー・ファウラー(173分、162得点)
25位 アレクサンドル・ラカゼット(171分、48得点)
24位 ディディエ・ドログバ(169分、104得点)
23位 ロメル・ルカク(169分、113得点)
22位 アンディ・コール(169分、187得点)
21位 ジェイミー・ヴァーディー(168分、115得点)
20位 ジミー・フロイド・ハッセルバインク(167分、129得点)
19位 デンバ・バ(160分、43得点)
18位 オリビエ・ジルー(160分、90得点)
17位 イアン・ライト(157分、113得点)
16位 マイケル・オーウェン(153分、150得点)
15位 オレ・グンナー・スールシャール(152分、92得点)
14位 ハビエル・エルナンデス(148分、53得点)
13位 ダニエル・スタリッジ(147分、77得点)
12位 アラン・シアラー(147分、260得点)
11位 ジエゴ・コスタ(145分、52得点)
10位 ガブリエウ・ジェズス(143分、48得点)
9位 エディン・ジェコ(142分、50得点)
8位 ピエール=エメリク・オーバメヤン(141分、63得点)
7位 ロビン・ファン・ペルシ(140分、144得点)
6位 ルイス・スアレス(139分、69得点)
5位 モハメド・サラー(130 分、92得点)
4位 ルート・ファン・ニステルローイ(128分、95得点)
3位 ハリー・ケイン(122分、160得点)
2位 ティエリ・アンリ(122分、175得点)
1位 セルヒオ・アグエロ(108分、181得点)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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