初戦でトルコに完敗したオランダがW杯予選2連勝。2戦連発のウインガーが上昇気流に乗せる!

2021年03月31日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

今予選3試合で2ゴール・1アシストの活躍

EURO本大会へ向けて猛アピールをしたベルフハイス。最終メンバー入りすれば、自身初の国際メジャー大会に挑むことになる。(C)Getty Images

 現地時間3月30日、カタール・ワールドカップ欧州予選の第3節が行なわれ、グループGのオランダがジブラルタル相手に7-0の大勝を収めた。

 この試合で大量得点の呼び水となる先制弾を挙げたのが、右ウイングで出場したステフェン・ベルフハイスだ。

 昨シーズンにフェイエノールトでエールディビジ得点王に輝いた左利きのウインガーは、今シーズンも15得点・10アシストと好調を維持。オランダ代表では今予選3試合を含めて計6試合連続で先発出場しており、トッテナムのステフェン・ベルフバインやAZで頭角を現わす21歳のカルフィン・ステンフスらを押し退けてポジションを確保している。


 今予選の初戦でグループ最大のライバルであるトルコに2-4で敗戦し、黒星スタートとなったオランダ代表を上昇気流へ乗せたのが、このベルフハイスだった。

 第2節のラトビア戦で32分に、ペナルティーエリア外から得意の左足でコントロールショットを叩き込み、代表初ゴールをゲット。その後も決定機を演出するなど2-0での勝利に大きく貢献し、敗戦のショックを払拭して見せたのだ。

 今予選の3試合は、W杯への切符を得る重要な試合であるのはもちろんだが、6月11日から開幕するEURO本大会へ向けたメンバーの最終選考の意味合いも含んでいる。

 3試合で2ゴール・1アシストと結果を残したベルフハイスは、メンバー入りにぐっと近づいたと言っていいだろう。29歳の逆足ウインガーは、EURO本大会でも活躍できるか。オランダ代表は6月13日にウクライナと初戦を戦う。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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