「FWなので決めきるのが責任」アルゼンチン撃破の立役者、林大地がほっと胸をなでおろす。アシストの瀬古にも感謝

2021年03月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

押し込むなかで、44分に待望の先制点を奪取

前半終了間際、先制点を奪い吠える林。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 U-24日本代表は3月29日、国際親善試合でU-24アルゼンチン代表と北九州スタジアムで対戦した。

 立ち上がりから日本が押し込むなかで、スコアが動いたのは44分。瀬古歩夢のロングフィードに林大地が抜け出すと、GKとの1対1を落ち着いて制してネットを揺らした。これで勢いに乗った日本は68分と73分、ともに久保建英のCKからゲームキャプテンを務めた板倉滉がドンピシャヘッドでゴール。勝利を大きく手繰り寄せる追加点を挙げた。

 守っては危なげなく無失点でゲームを締めた日本は、結局3-0で快勝。中2日で迎えた再戦で痛快なリベンジを果たした。
 
 先制点を奪い、勝利の立役者となった林は、試合後のインタビューで開口一番「すごく嬉しい」と一言。顔をほころばせると、続けて「歩夢からすごい良いボールが来て、その前も味方がすごい繋いでいた。FWなので決めきるのが責任なので、ゴールっていう形で表わせたのが良かったかなと思う」と、アシストの瀬古をはじめ、チームメイトに感謝するとともに、ゴールを決めきれたことにほっと胸をなでおろした。
 
 今後に向けては「一日一日を大切に、日々の積み重ねをしっかりして、過ごしていきたいと思う」と決意を示した。

 頼もしい23歳の存在が、東京五輪本番のサバイバルゲームをより激化させた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】林 大地に得点が生まれ日本が1点を先行!追加点を目指し後半に臨む

【動画】GKとの1対1を落ち着いて制す!"ビースト"林大地が奪った先制点

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