「以前はテレビで見ていたが…」古橋亨梧がFIFAの取材で代表への熱い想いを明かす!“相棒”イニエスタにも言及

2021年03月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

自身が考える「成長できた鍵」は?

日韓戦では74分から途中出場した古橋。モンゴル戦では代表初ゴールを奪えるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 国際サッカー連盟(FIFA)が運営するカタール・ワールドカップ(W杯)公式サイトの特集に、ヴィッセル神戸所属の日本代表MF古橋亨梧が登場。3月30日のW杯アジア2次予選・モンゴル戦を前に、意気込みなどを語っている。

「奈良県生駒市出身の古橋は、中央大から2017年にFC岐阜へ加入し、2018年途中にヴィッセル神戸に引き抜かれた。するとすぐに順応し、2019年には公式戦37試合で12ゴールと爆発的に活躍。翌年にはアジア・チャンピオンズリーグで数多くのゴールを決め、4強入りに大きく貢献した」

 そう経歴を紹介された26歳のアタッカーは、今回の3月シリーズで2019年以来の招集を受けた日本代表の話題からまず触れ、前回果たせなかった初ゴールへの意欲を見せている。

「再び代表チームに選ばれてとても嬉しい。以前はテレビで見ていたが、今は国のためにプレーする資格がある。もし、出場の機会を得られたら、ゴールを決めてチームを手助けしたい」

 そのうえで、ここまでのキャリアも振り返り、自身が考える「成長できた鍵」も伝えている。
 
「技術を磨き、経験を積み重ねてきたことが、今日の僕を支えている。自分ができることをやり続ければ、試合ごとにチャンスを得ることができる。この点において、僕は精神的に成長したように思う。また、多くの人に助けられ、応援されていたからこそ、このレベルに到達できた。そして、チームメイトにも感謝している。僕にできることは、良いプレーをして、見ている人たちに勇気と自信とエネルギーを届けることだ」

 感謝しているチームメイトとして、現在神戸で一緒にプレーする元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタについて言及。絶大な信頼関係を明かしている。

「アンドレスとはとても良い関係だと感じている。彼がボールを持って動くと、僕にパスを出してくれることが多い。彼は僕をファーストオプションとして見てくれているんだ。だから、信頼感を感じるし、自信を持って自分の仕事ができる」

 FIFAからは「元バルセロナの中盤のマエストロとテレパシーのような理解を深めている」とも評された古橋。モンゴル戦で強烈なインパクトを放ち、その名をさらに轟かせることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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