札幌のMF中野嘉大が鳥栖へレンタル移籍! 高校時代を過ごした“第二のふるさと”へ「好調なチームに少しでも…」

2021年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「(このタイミングでの移籍は)自分も納得できない部分はある」

鳥栖が、札幌から中野嘉を期限付きで獲得したことを発表した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 サガン鳥栖は3月24日、北海道コンサドーレ札幌のMF中野嘉大を期限付きで獲得したことを発表。期間は2022年1月31日までで、背番号は「7」に決まった。

 中野嘉は2015年に筑波大から川崎フロンターレに入団し、プロキャリアをスタート。その後2017年から2年間ベガルタ仙台でプレーした後、2019年から札幌に所属していた。

 左サイドを主戦場とし、ドリブル突破や周りを生かしたプレーなど、アイデア溢れるチャンスメーカーだが、昨シーズンは怪我の影響もありリーグ戦の出場は6試合にとどまり、今季もキャンプ中に負傷してここまで公式戦の出場はなし。なお、現在は怪我から復帰を果たしている。
 
 中野嘉は、鳥栖加入にあたり公式サイトでコメントを発表。佐賀県の佐賀東高に通っていたことに触れ、"ふるさと"への帰還に喜びを露わにした。

「高校時代を過ごした第二のふるさとである佐賀の地でプレーできることを嬉しく思います。シーズンはもう始まっていますが、好調なチームに少しでも早く適応して、サガン鳥栖の力になれるように頑張ります」

 また、札幌に対しては、「シーズンが始まったばかりのこのタイミングで、チームを離れることに自分も納得できない部分はありますが」と悔しい胸の内を明かしつつ、「さらなる成長の為このような決断をしました。同じJ1リーグにいますので、しっかり活躍し自分の映像や名前が皆様に届くように頑張ります」と意気込みを語っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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