韓国戦へ向けて森保監督は「ベストメンバーで臨みたい」。警戒する“アジアのライバル”の特長は?

2021年03月24日 サッカーダイジェスト編集部

「試合をやって良かったねと、思ってもらえるような」

練習を見守る森保監督。3月25日に韓国代表と対戦する。写真●金子拓也弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日産スタジアムでの親善試合・韓国戦を翌日に控え、3月24日、日本代表の森保一監督がオンライン会見に出席した。

「試合をやって良かったねと、思ってもらえるような、アグレッシブな試合を見せたいです」と意気込みを語った指揮官は、「ベストメンバーで臨みたいです」と韓国戦のメンバーについても言及。

「コンディションのところは全体練習を昨日1回できて、今日の練習でコンディションを確認して、状況を見ながら選手の起用を考えたいです」と説明した。

 韓国の印象に関しては「ダイナミックに激しく厳しくアグレッシブに戦うことをベースに持ちながら、GK、DFからのビルドアップ、守備はプレッシングをかける時と、オーガナイズして組織的に戦うところがあり、チームとして成熟しているかなと思います」と語った。
 
 2019年の年末に行なわれたE-1選手権では韓国に0-1で敗れたが、当時の反省点としては「試合の入りで球際のところで負けてしまって、押される部分が多くなって、韓国の戦い方に勢いがでて難しい試合になってしまったかなと感じます」と述懐。「アグレッシブに戦いたい」と、日韓戦へのポイントを話した。

 また前日の3月23日に、齊藤俊秀コーチが新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことが報告されたが、チームの様子に関しては「動揺につながっているかといわれれば、動揺はないと思っています。昨日の練習を見る限りは韓国戦に向けて集中して準備して、自分の持っているものを出せていると思います」と話した。

構成●サッカーダイジェスト編集部
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