「選手にとって1番重要なことは…」南野拓実がサウサンプトン移籍の裏側を語る!日韓戦には「内容よりも結果」

2021年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ワールドカップではそういう部分がモノを言う」

エースとして日本代表を背負って立つ南野。興國高の同級生・古橋との共演にも期待が高まる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表でイングランド1部サウサンプトンの南野拓実が、韓国戦を翌日に控える3月24日、オンライン取材に応じた。

 南野は森保体制では継続的に招集され、攻撃の中心として地位を築き上げている。今回もエースとして大きな期待が寄せられるなかで、26歳のアタッカーは「引っ張っていく」と自身の立場について見解を示している。

「国内組の選手も多くて、初招集の選手たちが多いなかで、結構呼ばれている選手たちがしっかり中心になって、チームを引っ張っていかないといけないという部分はあると思う。別にそれを特別すごく意識しているわけではないが、そういう部分は重要だと思っている」

 そのうえで、前回の11月シリーズ(パナマ戦/〇1-0、メキシコ戦/●0-2)を振り返り、克服すべき課題には「決定力」を挙げた。

「メキシコ戦の前半とかはチャンスがあったなかで決めきれず、負けてしまって、そういう部分のワンチャンスを決める重要さとかは、みんなが共有して感じている部分だと思う。僕は特に攻撃の選手だし、そういう部分にこだわっていかないといけない。ワールドカップではそういう部分がモノを言うと思うので、今回も2試合(韓国戦、モンゴル戦)、そういう部分もこだわってやっていければいいかなと思っている」
 
 今冬には出場機会を求めて、リバプールから同リーグのサウサンプトンに期限付き移籍。南野は移籍を決断した理由とともに、それによって得たメリットも明かしている。

「僕は単純に試合に出場したかったし、自分の力を証明したかったので、オファーが来た時に(このチャンスを)使いたいと思った。シーズンが終わってからその決断が良かったなと思えるようにしたい。

 移籍して、継続して試合に出ることによって、自分のリズムも掴めるようになってきたし、自分の良さを出せる部分も増えてきていると思う。選手にとって1番重要なことは試合に出続けることなんだなと感じた」

 いよいよ明日、南野も「非常に重要な一戦。内容よりも結果が大事」と、語る日韓戦を迎える。現在2連敗中の宿敵に、リベンジを果たすことはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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