【J1採点&寸評】大分1-3広島|攻守両面で大活躍の日本代表MFを最高評価! 交代選手が躍動し、指揮官采配も見事

2021年03月21日 柚野真也

大分――先制点まではプラン通りだったが…

【警告】大分=なし 広島=なし
【退場】大分=なし 広島=なし
【MAN OF THE MATCH】川辺駿(広島)

[J1リーグ6節] 大分1-3広島/3月21日(日)/昭和電工ドーム大分

【チーム採点・寸評】
大分 5.5
GKを組み込んだビルドアップは、今季で一番安定していた。狙いとする形で先制点を奪うまではプラン通りだったが、ギアを一段上げた相手に圧倒された。抗うこともできず3連続失点で力の差を見せつけられた。

【大分|採点・寸評】
GK
1 高木 駿 5
ファインセーブで窮地を救う場面もあった。しかし3失点をしており、全責任はないものの評価は低くせざるを得ない。

DF
3 三竿雄斗 5
滞空時間の長い優しいクロスで先制点をお膳立て。それでも3失点目に繋がる痛恨のミスもあり、厳しい採点とした。

5 福森健太 5.5(75分OUT
39分にカットインからシュート性のクロスで決定機を演出した。ただ全体的に見ると相手の激しいプレスに怯んでいた印象だ。

15 小出悠太 5.5
前半は同サイドの井上の背後のスペースをケア。後半は高い位置にポジションを取り、積極的に攻撃参加したが、得点に絡むことはできず。

49 羽田健人 5.5
ラインの統率に不安は残るが、対人の強さ、カバーリングは安定。ただ3失点目の責任は重い。
 
MF
6 小林裕紀 6(84分OUT
中盤でボールを散らし、攻撃にリズムを生む。セットプレーではドウグラスに身体を寄せて得点を許さなかった。

8 町田也真人  5.5(88分OUT
ギャップでボールを受けるなど、機転の利くプレーで周囲を気持ち良くプレーさせた。自らシュートまで持ち込めればさらに良かったが……。

11 下田北斗 6
最終ラインに加わり、ビルドアップを安定させた。31分のこぼれ球は、抑えの効いたシュートで枠内を捉えたが、ネットを揺らすには至らず。
 

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