J１神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ。そのプレーは、今も世界中のフットボールファンにとって輝かしいものであるようだ。

　昨年12月のアジア・チャンピオンズリーグで負傷し、「右大腿（だいたい）直筋近位部腱（けん）断裂」と診断された名手は、大会終了後に手術を受けた。全治４か月と発表されており、現在はリハビリ中。順調にいけば４月中旬には戦列に戻ることが期待されている。

　そんななか、米スポーツチャンネル『ESPN』の公式SNSは、20日付けで「イニエスタの日本でのベストプレー集」として７本の動画をアップ。世界中から300件以上のコメントが寄せられ、大きな反響を呼んでいる。
 

　動画はJリーグの初ゴールや、サイドチェンジを促す超ロングパス、自身のPKミスを圧巻のリフティング弾で取り返したゴールなど、まさに"マジシャン"という名にふさわしい華麗なプレーが凝縮されている。

　海外のファンからは「これを日本で見られるファンがうらやましい」「メジャーリーグサッカーにも来てくれないか…」などJリーグファンを羨む声が続々と集まった。

　ほかにも、「彼は真のレジェンドだ」「クラックは色あせない」「C・ロナウドと同い年ということを時々忘れてしまう」「彼の手にかかると、フットボールがとても簡単なものに思える」「変わらないテクニック！イニエスタ・ゾーンは健在」「イニエスタがチームにいるというだけでチートだ（笑）」といった声があがっている。

　今もなお世界中のファンを魅了するイニエスタ。Jリーグのフィールドに戻って来る日が待ち遠しいのは、日本のファンだけではないことは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部