ヘンクは現地時間3月19日、ベルギー・リーグ第31節でスタンダール・リエージュとホームで対戦。いまや不動の主軸となっている伊東純也が、眩い輝きを放った。

　まずは１点をリードされ迎えた59分だ。テオ・ボンダゴンダの敵陣中央からのパスを敵ペナルティエリアの右で受けた伊東は、絶妙なトラップでシュート体勢を作り、豪快に右足を一閃。強烈な一撃をネットに突き刺した。

　勢いに乗った背番号７はさらに72分にも、左サイドを駆け上がったヘラルド・アルテアガのクロスを再びエリア内で受け、DFの股を抜くする鋭いシュートで狭いニアサイドを破り、勝ち越し点もゲットした。

【動画】強烈なシュートで圧巻のフィニッシュ！ 伊東純也の鮮烈な２ゴールはこちら

　82分に痛恨の同点弾を許し、勝利こそ逃したものの、伊東はこの２発でリーグ戦でのゴールをキャリア初の二桁に乗せている。

　まさに出色のパフォーマンスを披露した日本代表MFには、国内外のファンも絶賛。SNS上には活躍を称える声が続々と挙がっている。
 

「なんてビーストだ」
「正義の味方」
「日本人がホームチームに勝点１を与えた」
「めっちゃシュート上手くなってない？笑」
「今、伊東純也が凄い」
「Amazing」
「もうビッグクラブ行っちゃうね」

　また、現地メディア「HBVL」が「イトウはリエージュのDFが捕まえようがなかった」と称えれば、『Eleven Sports』のベルギー版公式ツイッターも「ジュンヤ・イトウがまたもや優れたシュートテクニックを披露！」と映像付きで伝えている。

　代表ウィークを前に大きな弾みをつけた28歳。日韓戦を含む代表２連戦でも大注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部