「正直、ここ3年のプレーは好きじゃない」岐阜指揮官が柏木陽介の課題を指摘。今後求めるモノとは…

2021年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まずは貢献できることを示していってくれれば…」

岐阜で新たなスタートを切った柏木。指揮官が明かした課題とは? 写真提供:FC岐阜

 3月19日、J3・FC岐阜の安間貴義監督が練習後にオンライン取材に応じ、新加入のMF柏木陽介の改善すべき課題を明かした。

 先月、規律違反により浦和レッズからの退団を余儀なくされた柏木は、今月12日に岐阜への完全移籍が発表された。安間監督は、コンディションを考慮しつつ、「(状態が)良かったら使っていきたい」と起用する意思を示した。

 そのうえで、浦和で背番号10を背負ってきたプレーメーカーにも改善すべき点があると告白。「ここ3年のプレーは正直好きじゃない」と赤裸々に語った。

「後ろでちんたらパスを捌いているだけっていうのは好きじゃない。サンフレッチェ広島や(加入当初の)浦和レッズでは、後ろで捌けて、なおかつゴールも狙いにいけるファンタジスタで、得点にも絡める選手だった。それをもう一回やれと。エンジンを回してトライしていってくれという話はしています」
 
 そのうえで、「良くなれば自然にチームのプラスになるし、岐阜の特徴にも合っている選手だと思う」と評価。「思う存分自分のコンディションを戻して、まずは試合に出て、貢献できることを示していってくれればいい」と課題克服に向けて期待を込めた。

 フィジカルコーチからは、「筋力が落ちている」との報告もあるという柏木。まずはコンディションを整えることが、新たなスタートの第一歩となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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