【J1ベストイレブン】採点「7」で3選手が並ぶ激戦!MVPに選んだのは川崎の連勝を止めた闘魂DF|5節

2021年03月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

15年ぶりに鹿島に勝利した福岡からは2名をピックアップ

【5節のベストイレブン】

 J1リーグは3月17日、中止となったベガルタ仙台とガンバ大阪の一戦を除く、第5節の9試合を各地で開催した。ここでは、今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 3人が今節最高採点の「7」で並んだ。その中でも主役に選んだのは、ヴィッセル神戸の闘志あふれるDF菊池流帆だ。

 5連勝で首位を快走中の川崎フロンターレ戦で先発した菊池は、三笘薫のドリブルに対応し、空中戦でも奮闘し、諦めない姿勢が"100分"の同点弾となって実を結んだ。攻守に渡って貢献し川崎の連勝をストップした菊池を今節のMVPとした。

 対戦相手の川崎からも採点「7」のレアンドロ・ダミアンを選出。72分に見事なシュートで先制点を決めた。相手GKのクリアを味方が蹴り返してきたボールをセンターサークル付近でトラップ。GKが飛び出しているのを確認し、振り向きざまにシュートを放つと、ボールは40メートル以上先のゴールに吸い込まれた。

 同じく採点「7」の北海道コンサドーレ札幌のGK中野小次郎もチョイス。浦和レッズ戦で先発すると、2本の好セーブもあり相手を完封。相手プレスを飛び越えてサイドにつける絶妙キックもあり、ビルドアップへの貢献も絶大だった。
 
 15年ぶりに鹿島アントラーズに勝利したアビスパ福岡から2選手をピックアップ。重廣卓也は高い位置からボールを追って無失点に貢献。金森健志は古巣相手に見事なボレーで決勝点を決めた。

 そのほか、こぼれ球に反応し、ダイレクトで振り抜いた左足の強烈なショットで決勝点をマークしたセレッソ大阪の坂元達裕、広大なスペースをカバーし無失点勝利の立役者となった横浜F・マリノスのチアゴ・マルチンス、守備でも相手FWにパワー負けせず貴重なゴールも奪ったサンフレッチェ広島の荒木隼人、膠着した展開をゴールで打開した名古屋グランパスの前田直輝、2得点のサガン鳥栖、林大地を選出した。
 

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