福岡が途中出場の金森弾で連勝! 鹿島は犬飼がネットを揺らしたが…

2021年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

関川の一発レッドで鹿島が数的不利に

値千金の決勝弾を挙げた福岡の金森。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは3月17日、各地で5節の9試合を開催。ベスト電器スタジアムでは、アビスパ福岡対鹿島アントラーズの一戦が行なわれ、1-0で福岡が勝利した。

 福岡は、CFで起用された長身DF三國ケネディエブスを起点に攻撃を仕掛け、守備では素早く攻守を切り替えてボール奪取を狙う。鹿島はマイボールにすればシンプルかつスピーディにパスを回して、敵陣への侵入を試みる。

 時間の経過とともにペースを握ったのは鹿島。だが、37分に関川郁万が危険なタックルで一発レッド。数的不利の戦いを余儀なくされたが、前半は無失点でしのぐ。

 スコアレスで迎えた後半、ひとり多い福岡が良いリズムでゲームを進めていく。鹿島も少ないながらもチャンスを作り、相手ゴールに迫っていく。

 それでも、なかなか両チームともに得点は生まれない。福岡が押し込むも、鹿島が粘り強く守る。そして85分、ついに均衡が破れる。右サイドの攻撃から、最後は途中出場の金森健志が左足シュートを叩き込み、福岡がリードを奪う。
 
 その後、鹿島の犬飼智也がネットを揺らすが、その前のプレーで鹿島側のファウルがあり同点ならず。試合はそのままタイムアップ。福岡が1-0で勝利。前節の徳島ヴォルティス戦で今季初勝利を挙げている福岡が連勝を飾った。

 次節の第6節は20・21日に開催。福岡はアウェーでサガン鳥栖と、鹿島はホームで名古屋グランパスとそれぞれ21日に対戦する。

構成●サッカーダイジェストweb編集部
 
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