森本貴幸がひき逃げと飲酒運転の疑いで逮捕とパラグアイ現地で報道

2021年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

バイク運転手の命に別条はない模様

森本が事故現場を離れた理由について「恐怖を感じたことと、警察の場所がわからなかったようだ」と現地報道では伝えられている。写真:徳原隆元

 現地時間3月16日、元日本代表の森本貴幸がパラグアイでひき逃げと飲酒運転の疑いで逮捕されたと現地メディア『ABC』などが報じている。

 報道によると、森本は首都アスンシオンで自動車を運転中にバイクと接触事故を起こし、バイク運転手を救助せずにその場を離れた。警察に拘束されて取り調べを受けた際、基準値を超える0.41ミリグラムのアルコールも検出されたという。

 なお、バイク運転手の命に別条はなく、森本は保釈金を払ってすでに釈放されているという。

 森本は、昨年の9月末に福岡との契約を解除し、「あとどれくらい現役でいられるかを意識する年齢にさしかかり、もう一度違う環境での挑戦をしてみたい」とギリシャ3部のAEPコザニへ電撃入団をしていた。しかし、新型コロナウイルスの影響でリーグ開催の目途が立たなかったことから、1試合もプレーすることなく1月28日に退団が発表されていた。

 その後、今年2月にパラグアイの1部リーグに属する古豪スポルティボ・ルケーニョへ加入。当時、S・ルケーニョのセルソ・カセレス会長は、現地スポーツ専門放送局『Tigo Sports』の取材に答え、「彼はイタリアで7年間もプレーした日本サッカーのアイドルだ」と大きな期待を寄せていた。

 S・ルケーニョでのデビューを前に事故を起こしてしまった森本は、今後は法廷で裁かれる見通しだという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 
 
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