「超自然の力を見た」世界一熱いダービーで起こった“神の悪戯”に衝撃広がる!「マラドーナの魂が阻んだ」

2021年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「歴史に残る珍プレー」

ボカ・ジュニオルス(左)とリーベル・プレートの先発メンバー。(C)Getty Images

 アルゼンチンの強豪、リーベル・プレートとボカ・ジュニオルスが激突する「スーペルクラシコ」が現地時間3月14日に開催された。世界で最も熱狂的なダービーマッチとされ、両者はこれまで数々の名勝負を繰り広げてきたが、今回の一戦では最後に"超自然"の力が波乱を巻き起こした。

 互いに1点ずつを奪い、迎えた89分だった。リーベル・プレートは攻め込むなかで、フェデリコ・ジロッティがペナルティエリア右からクロスを供給すると、これがニアでフリアン・アルバレスをマークしていた相手DFの頭に直撃し、ゴール方向へ。ボールは対応に慌てたGKの手もすり抜け、そのままゴールネットへ一直線、と思われた次の瞬間まさかの事態が起こる。
 
 不規則な回転がかかっていたボールは、ゴールライン数センチ手前で軌道が変わり、逃げるようにゴールから離れていってしまったのだ。すぐさまリーベル側が押し込もうとするものの、相手守護神の必死の守備に阻まれ、ゴールならず。試合終盤に訪れた最大のビッグチャンスを逃してしまったのだ。

【動画】摩訶不思議!リーベル・プレートを襲った目を疑うような悲劇はこち(2分53秒~)

 これには現地メディア『Ole』も「歴史に残る珍プレー」と伝えているほか、英紙『The Sun』は「超自然の力を見た。神の介入があったのではないか」と、スピリチュアルに表現。さらにスペイン紙『Marca』では「マラドーナの魂が決勝点を阻んだ」と、ボカ・ジュニオルスOBの偉大なレジェンドの名を挙げ、この摩可不思議な現象に言及している。

 記録には残らないが、間違いなく人々の記憶には色濃く残る、まさに"神の悪戯"だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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