【FC東京】「最初から完璧なチームはなかなかない」低調スタートも東慶悟は課題克服へ自信

2021年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もっと厚みのある攻撃が出来れば…」

東がここまでのチームの出来を振り返った。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 FC東京のMF東慶悟が、キャプテンとしての視点でここまでのチームの出来を振り返った。

 FC東京は現在リーグ戦4試合を終えて1勝2分1敗。試合数にバラつきがあるため暫定とはなるが現時点で10位と、J1初制覇を目指すチームとして良いスタートを切れたとは言い難い。

 それでも東は「最初から完璧なチームはなかなかない」と前向きに捉えつつ、「毎試合、なにが良いのか何が悪いのかをしっかり分析して、チームとしての課題をクリアにしていって、良くなっていきたい」と意気込む。
 
 前節の大分トリニータ戦は、悔しい1-1の痛み分けとなった。終始ゲームの主導権を握り、新加入のアタッカー・渡邊凌磨の移籍後初ゴールで先制したものの、相手に一瞬の隙を突かれて失点。その後も決定機を作り続けたが、追加点を挙げることはできなかった。東が挙げるチームの課題は攻守にわたる。

「もっと厚みのある攻撃が出来れば、相手にプレッシャーがかかると思います。中盤の選手がもっとボールに絡んだり、守備のスイッチを入れたり、奪うべきところはしっかり奪ったり。そういうところがすごく重要になってくると思うので、そこを意識してやっていきたい」

 覇権奪取に向け、ここから巻き返しとなるか。キャプテンとして3年目のシーズンを迎えている"背番号10"は、「自分がプレーで引っ張るのが一番」とチームの先頭に立つ覚悟を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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