試合中のパリSG戦士2人の自宅がまさかの強盗被害に。ディ・マリアは途中交代し直帰

2021年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

マルキーニョスはインスタで家族の無事を報告

強盗被害に遭ったマルキーニョスとディ・マリア(右)。(C)Getty Images

 パリ・サンジェルマンの2選手が試合中に強盗被害に遭うという、衝撃のニュースが飛び込んできた。現地紙『Le Parisien』などが伝えている。

 事件が起きたのは現地時間3月14日、リーグ・アン第29節のナント戦(●1-2)真っ只中のことだ。妻と子どもが在宅中のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの自宅に突如として凶悪犯が侵入したという。

 一報をスタンドで聞きつけたクラブのスポーツディレクター、レオナルド氏は関係者と話し合ったあとに、マウリシオ・ポチェティーノ監督へ伝達。その後、ディ・マリアは62分に途中交代し、自宅へ直行したようだ。

【動画】まさかの一報を聞きつけ、慌ただしくパリSGベンチ
 
 幸いにも家族は犯人に遭遇せず危害は加えられていないようだが、時計や宝飾品が盗まれ、その被害額は50万ユーロ(約6250万円)以上と推定されている。ポチェティーノ監督は事件発生を受け、試合後に「サッカー以外の問題が存在していたんだ。言い訳ではないが、それはエネルギーレベルの低下を引き起こした。ハーフタイムでは、それらのことについて話していた」とコメントしている。

 また、当日フル出場したブラジル代表DFマルキーニョスの家族も在宅中に、同タイミングで男性2人組に高級バッグ3点ほか、現金2000ユーロ(約25万円)を強奪される被害に。ただ、マルキーニョスは自身のインスタグラムで「みんな元気だ。害よりも恐怖のほうが大きいよ」とひとまずの無事を報告している。

 なお、ディ・マリアはマンチェスター・ユナイテッド時代の2015年2月にも同様の被害に遭っており、その際には「ここに留まるのは合理的ではなかった。私の家族は元気がなく、娘は苦しんでいた。だから、最も重要なことは去ることだった」と、イングランドを離れた理由のひとつに挙げていた。

 フランスでもまたもや被害に。同じようなことが再び、起こらないことを願いたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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