「日韓戦出場は不可能だ」「酷使された」ソン・フンミンの負傷に韓国メディアが嘆き! 自身初の日本遠征参加は困難か?

2021年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半17分に負傷して交代

ダービーで左足ハムストリングを痛め、ピッチを後にするソン・フンミン。 (C)Getty Images

 現地時間3月14日に行なわれたプレミアリーグ第28節で、トッテナムは敵地でアーセナルとのノースロンドン・ダービーに臨み、1-2で敗れた。

 アウェーチームにとって痛恨だったのは、いまやハリー・ケインと並ぶエースに成長した韓国代表FWソン・フンミンが開始早々に負傷したことだ。17分、ロングフィードに反応してゴール前に走り込んだ際、左足ハムストリングを痛めて、座り込んでしまう。結局、そのままエリク・ラメラと交代となり、自力で歩いてピッチを後にした。

 気になるのは、今月25日に日産スタジアムで行われる日韓戦に出場できるかどうかだ。

 韓国のスポーツメディア『スポータルコリア』は11日、大韓サッカー協会関係者の「我々もフルメンバーで臨むことにした。国外でプレーする選手の所属チームには招集協力文書を送った」というコメントを紹介。「ソン・フンミンは各年代別代表で数多くの試合に出たが、まだ日本遠征に参加したことがない。今回生まれて初めて、日本遠征に加わる機会がやってきた」と期待を寄せていた。

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 その『スポータルコリア』は、今回の負傷を受けて、「酷使されていたソン・フンミンの負傷は予想できた、日韓戦の出場は不可能」と題した記事を掲載している。

「ソン・フンミンの太ももは"時限爆弾"と同じだった。シーズンを通して、トッテナムで出場時間が最も多く、"酷使"されていた。攻撃だけでなく、守備にも積極的に加担し、過度なほどチームに献身的だった。

 3月25日、日産スタジアムで開かれる韓国対日本の親善試合の出場も不可能になった。ハムストリングの負傷は、復帰までかなり長い時間がかかるだろう。韓国代表チームは、ライバルとの一戦を控えて、ソン・フンミンというカードを下に置くしかなくなった」

 まだ怪我の詳細は発表されていないとはいえ、やはり日本戦の出場は難しいか。トッテナムが招集リクエストを断る理由とする可能性も少なくないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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