南野拓実が2試合ぶりの先発復帰も…サウサンプトンは残留争いのライバルに痛恨の黒星

2021年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームメイトのアダムスは3戦連発

2試合ぶりに先発に復帰した南野(左)。(C)Getty Images

 現地時間3月14日に開催されたプレミアリーグ第28節で、日本代表FW南野拓実が所属する14位のサウサンプトンは、17位のブライトンとホームで対戦。南野は2試合ぶりにスタメンに名を連ねた。

 最初にビッグチャンスを作り出したのはサウサンプトン。8分、ゴール前でセカンドボールを回収し、最後は右サイドからアダムスが送ったグラウンダーのクロスに、ペナルティエリア中央でアームストロングが右足で合わせるも、力ないシュートはGK正面に飛んでしまう。

 その後は攻めあぐねていると、16分にCKからダンクにヘディングで叩き込まれて失点。あっさり先制を許してしまう。

 以降は反撃に出たホームチームがやや押し込む時間が続き、23分にはペナルティエリア手前から南野が思い切りよく右足を振り抜くが、相手のブロックに阻まれる。

 迎えた27分、CKの流れから最後は相手のクリアミスをフリーで拾ったアダムスが強烈な一撃をネットに突き刺し、同点に追いつく。24歳のイングランド人MFは3戦連発で今シーズン7ゴール目となった。

 さらに38分にも、名手ウォード=プラウズのFKにニアでベドナレクが反応するも、モノにすることはできない。前半は1-1で終える。
 
 迎えた後半は、サウサンプトンがボールを保持する時間が続き、53分にペナルティエリア左からウォード・プラウズが後半のファーストシュートを放つが、GKの好守に阻まれる。

 そして直後の56分、テンポのよいパス回しからトロサールにペナルティエリア内への侵入を許し、被弾。ブライトンに逆転ゴールを奪われてしまう。

 残留を争うライバルに敗れるわけにはいかないサウサンプトンは59分に決定機。南野が絶妙なスルーを送り、最後はアダムスが至近距離からシュートを放つが、相手DFの必死のスライディングでブロックに遭い、ビッグチャンスを逃す。その南野は、65分に1枚目のカードで投入されたレドモンドと代わってベンチに下がった。

 その後もホームチームが押し込むんだものの、焦りから攻撃が上手くかみ合わず。結局試合は1-2で終わり、サウサンプトンは手痛い黒星となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】なんという落ち着き!南野が難敵チェルシーから奪ったゴールはこちら(29秒~)

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