J１リーグは３月14日、第４節の３試合を各地で開催。開幕から３戦全勝のサガン鳥栖は清水エスパルスとドロー決着。ともに前節に今季初勝利を挙げ、連勝を狙う横浜F・マリノスと浦和レッズの一戦は、３-０で横浜が勝利した。

　横浜対浦和では、前半に横浜の前田大然が２ゴールを奪取。後半も途中出場の小池龍太が加点し、ホームチームが有利に試合を進める。浦和も惜しいチャンスを何度か作ったがモノにできず。相手の反撃をシャットアウトした横浜が今季初の連勝を飾った。

　好調の鳥栖をホームに迎えた清水は、試合を通じて押し込まれる時間帯が長かったが、守護神・権田修一の好守連発もあり、ゴールを許さず。結果はスコアレスドローで、鳥栖は連勝がストップも、いまだ失点ゼロと堅実な戦いぶりが光る。

　大分トリニータ対FC東京は１-１の引き分け。渡邊凌磨のJ１初弾でFC東京が先制も、大分は町田也真人のゴールで同点に追いつく。試合はそのままタイムアップ。勝点１を分け合った。

　第４節を終え、消化試合がひとつ多い川崎フロンターレが無傷の５連勝で首位を走り、４連勝の名古屋グランパスがこれに続く。清水戦は引き分けたが３勝１分と無敗の鳥栖が３位、今節にともに今季初連勝を飾ったセレッソ大阪が４位、横浜が５位という結果に。開幕４連敗といまだ勝点ゼロの横浜FCは最下位脱出とならなかった。
 

　J１リーグ第４節の結果は以下の通り。

【３月13日開催】
札幌　中止　G大阪
横浜FC１-４C大阪
徳島１-２福岡
鹿島１-１広島
湘南３-１仙台
川崎１-０柏
神戸０-１名古屋

【３月14日開催】
横浜３-０浦和
清水０-０鳥栖
大分１-１FC東京

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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