【J2】琉球が敵地で群馬を下し開幕3連勝! 昇格組の秋田は千葉を相手に盤石の完封勝利!|3節

2021年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

栃木は痛恨の3連敗でいまだ勝点0

2戦連発弾で琉球の開幕3連勝に貢献した阿部拓馬(中央)。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 J2リーグは3月14日、第3節の7試合を各地で開催した。開幕3連勝の琉球が首位新潟を同勝点で追走。2連勝の甲府、秋田がそれに続いている。

 琉球は敵地で群馬と対戦。スコアレスで迎えた64分、ゴール前のこぼれ球に競り勝った阿部拓馬が左足でネットを揺らし、アウェーチームが先制に成功。阿部は85分にはペナルティエリア内で浮き球のパスに反応しヘディングシュート。これは右のポストに嫌われるものの、赤嶺真吾が詰めてリードを広げる。このまま2-0で逃げ切った琉球が勝利を収め、開幕から3連勝を達成。順位は2位だが、首位新潟と同勝点で並ぶ。

 町田と東京Vの"東京クラシック"は、ホームの町田が中島裕希、奥山政幸のゴールで前半を2点リードで折り返す。しかしアウェーの東京Vが粘りを見せる。小池純輝が62分にPKで反撃弾、71分には佐藤凌我からのクロスに飛び込んで同点弾をゲット。終盤は両チームとも決め手を欠き、2-2の引き分けに終わった。

 前節J2での初勝利を挙げた昇格組の秋田は、千葉のホームに乗り込んだ。開始4分にカウンターを発動し、最後は走り込んだMF茂平がゴールに流し込み先手を奪う。17分に再び攻め込むと、ルーズボールを輪笠祐士が蹴り込み追加点を得る。その後も前線から積極的にプレスを仕掛けた秋田が、千葉の反撃を防ぎ2-0で逃げ切り、連勝となった。
 
 連敗スタートの北九州は敵地で金沢と対戦。67分に永田拓也が生駒仁からのクロスに頭で合わせて、待望の先制点を奪う。しかし、終了直前の89分、CKから金沢の庄司朋乃也がゴールを決め、試合は1-1の痛み分け。北九州はシーズン初の勝点を得たものの、勝利は次節以降に持ち越しとなった。

 北九州と同様、開幕2連敗の栃木は甲府と激突。50分にメンデス、55分に泉澤仁にゴールを決められ2点のビハインドを背負う。68分にCKから森俊貴が押し込み1点を返すものの、反撃も一歩及ばず1-2で敗戦。3節を終えて唯一の勝点0と苦しいスタートとなった。一方の甲府は2連勝で4位から3位に浮上した。

 そのほか、松本と山形は1-1、岡山と相模原は0-0で引き分けに終わっている。

J2リーグ第3節の結果は以下の通り。
【3月13日開催】
大宮 中止 京都
磐田3-2水戸
山口0-2新潟
長崎1-1愛媛

【14日開催】
群馬0-2琉球
千葉0-2秋田
町田2-2東京V
甲府2-1栃木
松本1-1山形
金沢1-1北九州
岡山0-0相模原

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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