鳥栖は連勝ストップもいまだ失点ゼロ。敵地に乗り込んだ清水との一戦はドローで決着

2021年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

局面のバトルでも見応えるあるプレー

清水対鳥栖の一戦は両者譲らずスコアレスドロー。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは3月14日、第4節の3試合を各地で開催。IAIスタジアム日本平で行なわれた清水エスパルス対サガン鳥栖は、0-0の引き分けで勝点1を分け合った。

 序盤にペースを掴んだのはアウェーの鳥栖。リズム良くボールを動かしながら、優位にゲームを進めていく。ホームの清水は個々が的確なポジショニングで不用意にスペースを空けず、隙のないディフェンスで対抗する。

 局面のバトルでも見応えるあるプレーが続くなか、27分には清水のC・ジュニオがT・サンタナのスルーパスを受けてシュート。ネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で得点ならず。32分にはCKのチャンスで鳥栖の林が狙いすましたシュートを放つも、枠を捉えない。

 一進一退の攻防が続いた前半はスコアレスで終了。迎えた後半、最初にビッグチャンスを掴んだのは清水。51分、CKからC・ジュニオが強烈なボレーを放つ。しかしこれは鳥栖の守護神・朴の好守に阻まれる。鳥栖も負けておらず、得点には至らなかったが、53分にはFKにファン・ソッコが飛び込んで惜しいシーンを作る。
 
 その後もともにアグレッシブなプレーを見せ、ゴールを狙っていく。しかし、最後の一押しが足りず。お互いの守備陣の健闘も光った一戦はスコアレスドローで決着した。

 次節、3月17日の第5節では、清水はアウェーでサンフレッチェ広島と、鳥栖はホームで柏レイソルと対戦する。キックオフはそれぞれ19時の予定だ。

構成●サッカーダイジェストweb編集部
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