【J2】新潟、開幕3連勝で暫定首位!磐田が山田大記の2ゴールなどで今季初勝利。大宮vs京都は前半18分で中断、中止に

2021年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

長崎と愛媛の一戦は1-1の引き分けに

山田の2ゴールなどで水戸を下した磐田。ホームサポーターの前で今季初の白星となった。写真:田中研治

 J2リーグは3月13日、第3節の4試合を各地で開催した。大宮と京都の一戦が雷雨のため前半18分まで行ない中止に。新潟は敵地で勝利を収め開幕3連勝。磐田が山田大記の2ゴールで今季初勝利を挙げた。

 開幕2連勝中の新潟は敵地で山口と対戦。新潟の高木善朗と山口の高木大輔が揃って先発し、兄弟対決も実現。軍配が上がったのは兄・善朗が所属する新潟だった。13分には敵陣で身体を張ってパスカットすると、島田譲に繋ぎ最後は星雄次がゴールを決め先制に成功。さらに38分、右サイドのロメロ・フランクからのグラウンダーのクロスを中央で反応し、右足を一閃。ネットを揺らしリードを広げる。

 試合後にアルベルト監督も「まだまだ成長段階のチーム。試合のコントロールには課題を残した」と語るように、後半はやや荒れた展開となり、アディショナルタイムにカウンターから山口の浮田健誠にゴールを許し、1点差に詰め寄られるものの、前半の2点を守り切った新潟が逃げ切りに成功。開幕3連勝を達成し、暫定ながら首位となっている。

 磐田はホームで水戸を迎え撃った。9分に山田大記のゴールで先制するものの、18分に安藤瑞季に得点を許し同点とされる。しかし前半アディショナルタイムに再び山田がゴールを決め、2-1で前半を折り返す。

 後半に入っても、磐田は75分にルキアンがポストの跳ね返りに詰めてチーム3点目を挙げる。しかし、直後にFKの流れから中山仁斗に押し込まれ1点差に追い上げられる。さらに後半アディショナルタイムにもFKから中山に強烈なヘディングシュートを放たれるが、これは枠を外れ事なきを得る。試合はこのまま終了し、磐田が3-2で接戦を制し、ホームのファンの前で今季初勝利を挙げた。
 
 長崎と愛媛に一戦は、32分に吉田眞紀人のゴールでアウェーの愛媛に先手を許す。ホームの長崎は、51分富樫敬真のゴールで追いつくと、玉田圭司、都倉賢ら経験豊富な選手を送り出し逆転を目指す。しかし、決定的な場面でも愛媛のGK秋元陽太がファインセーブを連発し立ちふさがる。その後もスコアを動かすことができず、1-1の引き分けに終わった。

 また、NACK5スタジアム大宮で行なわれた大宮と京都の一戦は、前半18分に武富孝介のゴールで京都が先制するものの、直後に雷雨により試合が中断。その後も天候改善が見込めないため、試合中止となっている。

J2リーグ第3節の結果は以下の通り。
【3月13日開催分】
大宮 中止 京都
磐田3-2水戸
山口0-2新潟
長崎1-1愛媛

【14日開催予定の対戦カード】
群馬×琉球
千葉×秋田
町田×東京V
甲府×栃木
松本×山形
金沢×北九州
岡山×相模原

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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