夢のタッグが実現? パリSGがメッシに続いてC・ロナウドに関心と現地報道!レオナルドSDは「うちに来たいと望むなら…」

2021年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

ユーベ元会長は「獲得は間違いだった」と批判

周囲が騒がしくなってきたC・ロナウド。来季袖を通すユニホームはいったい…。(C)Getty Images

 クリスチアーノ・ロナウドの去就が騒がしい。イタリア王者ユベントスが、チャンピオンズ・リーグ(CL)で2年連続ベスト16敗退に終わったからだ。

 国内9連覇中のユーベが2018年にC・ロナウドを獲得したのは、悲願の欧州制覇を目指してのことだった。だが、1年目にベスト8、2年目はベスト16で敗退。そして今季も、ポルトを相手にベスト16で大会を去ることになった。

 第1レグで1-2と敗れて迎えたホームでの第2レグ、ゴールが期待されたエースは無得点に終わっただけでなく、延長戦のポルトのFKで壁に入った際には、顔を背けるように跳んだ結果、足の下を通され決定的なアウェーゴールを許したことで、多方面から批判を浴びている。

【動画】ボールは背を向けたC・ロナウドの足下をするり…痛恨の失点場面はこちら

 元会長のジョバンニ・コボッリ・ジーリは、獲得は「間違い」だったと批判。さらに『Gazzetta dello Sport』紙電子版のアンケートでは、4000人超のユーザーの7割以上が、ユーベが再出発するうえでC・ロナウドに期待すべきではないと回答した。
 
 2月で36歳になったC・ロナウドとユベントスの契約は、2022年6月まで。つまり、ユーベが売却を考えるのであれば、今シーズン終了後しかない。CL制覇5回の"優勝請負人"にビッグイヤーを期待するのか、売り払って資金化し、今後につなげるべきか。議論は割れている。

 一方、野心的なメガクラブは、当然その動向に注目しているだろう。フランス紙『Le Parisien』は、パリ・サンジェルマンがC・ロナウドに関心を寄せていると報じた。同じく去就が騒がれるキリアン・エムバペが移籍することになった場合、夏の去就が取り沙汰されるバルセロナのリオネル・メッシとともに、C・ロナウドを狙う可能性があるという。

 ユベントス専門サイト『JUVENTUSNEWS24.com』によると、パリSGのレオナルドSDは『RMC』で「偉大な選手はみんなパリSGを好む。我々はいつでも、うちに来たいと望む偉大な選手と話すことができる」とコメントしているが…。冬のマーケットはコロナ禍で比較的穏やかだったなかで、夏は大きな動きがあるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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