ロナウド&メッシがともに不在のCL準々決勝は16年ぶり
メッシ(左端)とC・ロナウド(右端)が去った欧州の舞台で、新時代到来を感じさせる活躍を見せているエムバペ(左から2人目)とハーランド(同3人目)。 (C)Getty Images
欧州を舞台に、若き怪物たちが大暴れしている。
現地時間3月10日、チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2レグが行なわれ、前回ファイナリストのパリ・サンジェルマンは、バルセロナと1-1のドロー。アグリゲートスコア5-2で、準々決勝へ駒を進めた。
この一戦で、フランス代表FWキリアン・エムバペはPKで1点を決め、CL通算25ゴール目をマーク。欧州サッカー連盟(UEFA)によれば、22歳80日での記録達成は、対戦したバルセロナの絶対的エース、リオネル・メッシが持っていた22歳286日という記録を更新したという。
また、前日に行なわれたドルトムント対セビージャ戦では、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがCL史上初となる4戦連続2ゴールをマークし、通算20ゴールを達成。UEFAによれば、現時点で「21歳までにCLで最もゴールを決めた人物」であるとし、この数字はエムバペ(19ゴール)、カリム・ベンゼマ(12ゴール)、メッシ(8ゴール)、そしてクリスチアーノ・ロナウド(0ゴール)を超えるペースだと紹介されている。
現地時間3月10日、チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2レグが行なわれ、前回ファイナリストのパリ・サンジェルマンは、バルセロナと1-1のドロー。アグリゲートスコア5-2で、準々決勝へ駒を進めた。
この一戦で、フランス代表FWキリアン・エムバペはPKで1点を決め、CL通算25ゴール目をマーク。欧州サッカー連盟(UEFA)によれば、22歳80日での記録達成は、対戦したバルセロナの絶対的エース、リオネル・メッシが持っていた22歳286日という記録を更新したという。
また、前日に行なわれたドルトムント対セビージャ戦では、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがCL史上初となる4戦連続2ゴールをマークし、通算20ゴールを達成。UEFAによれば、現時点で「21歳までにCLで最もゴールを決めた人物」であるとし、この数字はエムバペ(19ゴール)、カリム・ベンゼマ(12ゴール)、メッシ(8ゴール)、そしてクリスチアーノ・ロナウド(0ゴール)を超えるペースだと紹介されている。
こうした若きプレーヤーの台頭と比較し、「影が薄くなってきている」とされたのが、メッシとC・ロナウドだ。バルサもユベントスもラウンド・オブ16で敗退が決定し、スペイン紙『MARCA』はこれを、「ひとつの時代の終わりだ」と伝えている。
「CLの黄金時代が終焉を迎えたようだ。2004-05シーズン以来、16年間で初めて、メッシも、C・ロナウドも参加しないCL準々決勝が行われることになった。これはひとつの時代の終わりといえる。バルセロナはパリSGに、ユベントスはポルトに敗れて、ともに大会から脱落した。そして今、時代はハーランドとエムバペにバトンタッチされるときが来た。欧州サッカー界は、このふたりを中心に、新しい時代を迎えることになるだろう」
長くサッカー界を牽引してきたメッシとC・ロナウドも、33歳と36歳になった。20歳のハーランドと22歳のエムバペという若きスターにバトンが渡される瞬間は、そう遠くないのかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「CLの黄金時代が終焉を迎えたようだ。2004-05シーズン以来、16年間で初めて、メッシも、C・ロナウドも参加しないCL準々決勝が行われることになった。これはひとつの時代の終わりといえる。バルセロナはパリSGに、ユベントスはポルトに敗れて、ともに大会から脱落した。そして今、時代はハーランドとエムバペにバトンタッチされるときが来た。欧州サッカー界は、このふたりを中心に、新しい時代を迎えることになるだろう」
長くサッカー界を牽引してきたメッシとC・ロナウドも、33歳と36歳になった。20歳のハーランドと22歳のエムバペという若きスターにバトンが渡される瞬間は、そう遠くないのかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部