「なぜこの選手が控えなのか理解できない」久保建英のクオリティに南米メディアも驚き!「ロープ際まで追い詰めた」

2021年03月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本の久保の投入がヘタフェを活性化」とレポート

バジャドリー戦で後半頭からピッチに立ち、攻撃を活性化した久保。(C)Getty Images

 3月6日に開催されたラ・リーガ第26節のバジャドリー戦で、久保建英は5試合連続のベンチスタートとなった。

 出番がやってきたのは、1-2と1点ビハインドで迎えた後半頭からだった。4-4-2の右サイドハーフに入ると、決定機を作り出す。

 まずは61分に、右サイドから持ち込んでDFの股を抜く技ありのシュート。これはGKの好セーブに防がれたものの、その7分後にもゴール正面でマーカーを引き付けて左サイドでフリーになっていたカルレス・アレニャにパスを出し、絶好機を創出した。

 スペイン全国紙の『MARCA』が「久保とクチョ・エルナンデスが、(出番を与えない)ボルダラス監督の犠牲になっている」と指摘したように、45分間の出場ではもったいないぐらいにそのパフォーマンスは際立っていた。

【動画】技ありの股抜きシュート&絶妙パス!立て続けにチャンスを作り出す久保建英
 そのクチョの母国コロンビアのラジオ局『RADIO COLUMBIA』も、マッチレポートの中で日本代表MFのプレーを絶賛している。

「ハーフタイム明け、日本の久保建英の投入はヘタフェを再び活性化し、セルヒオ・ゴンサレス監督のチームをロープ際まで追い詰めた。久保のようなクオリティの選手を控えにするのは理解できない。しかし、それだけでは不十分で、ヘタフェはバリャドリーに窒息させられた」

 惜しくも同点ゴールを演出することはできなかった。だが、南米のメディアから見ても、この両チームの中で、久保の質の高さは特筆ものだったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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