【J1ベストイレブン】敵地で大勝の川崎から最多3選手。MVPは4得点に絡んだストライカー|2節

2021年03月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

FC東京の森重は唯一2戦連続でベストイレブン入り

【第2節のベストイレブン】(C)SOCCER DIGEST

 2021年シーズンのJ1リーグは3月6日と7日、中止となったガンバ大阪と鹿島アントラーズの一戦を除く、第2節の9試合を各地で開催した。ここでは、今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 MVPは、4得点に絡む大活躍を見せた川崎の小林悠だ。

 敵地での仙台戦に先発した昨季王者の11番は、12分に先制弾を決めると、25分の遠野大弥のゴールに繋がるシュートを放つ。39分には、ゴール前で倒れながらも味方のパスを押し込み、この日2ゴール目を記録。後半も旗手怜央の得点をお膳立てするなど、相手の脅威になり続けた小林は今節最高点の『7.5』。文句なしのMVPだ。

 同じく川崎からはゴールを決めた遠野、旗手も選出した。

【PHOTO】J1第2節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!
 唯一2戦連続でのベストイレブン入りとなったのが、FC東京の森重真人だ。C大阪戦で、大久保嘉人に3戦連発となる先制弾を許しリードを奪われたFC東京だったが、後半からアンカーで起用された森重が攻撃を牽引。さらに森重はアディショナルタイムに決勝弾を決め、3-2でチームを逆転勝利に導いた。

 2-0で浦和を下し、6年ぶりに開幕2連勝でスタートした鳥栖からは2名を選出。DFエドゥアルドは、76分の杉本健勇のシュートもライン上でクリアし、フィードでも存在感を発揮。FW山下敬大は62分の先制弾でJ1初ゴールを記録すると、81分に追加点も挙げた。

 そのほか、要所を締めて今季初のクリーンシートを達成した名古屋のGKランゲラック、好クロスから1アシストを記録し、アディショナルタイムに直接FKから同点ゴールを決めてチームに今季初の勝点をもたらした福岡のエミル・サロモンソン、終盤にこぼれ球を押し込みJ1初ゴールを挙げた神戸のDF菊池流帆、2得点に絡み大分を今季初勝利へと導いたMF小林成豪、貪欲な姿勢で2ゴールをマークした横浜の前田大然をピックアップした。
 

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