「悪夢だ」マルセイユがフランス杯で4部クラブに“屈辱的敗北”。現地メディアは長友&酒井に辛口評価

2021年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

長友は先発、酒井宏樹は後半から出場

フル出場した長友に現地メディアは辛口で評価を与えている。(C)Getty Images

 現地時間3月7日に行なわれたフランス杯の決勝トーナメント2回戦で、マルセイユは4部のカネ・ルシヨンに1-2で敗れ、敗退が決まった。

 21分に先制を許すと、38分にナポリから加入したアルカディウシュ・ミリクが1点を返したものの、71分に勝ち越し点を許して成す術なく敗れた。長友は先発、酒井宏樹は後半から出場している。

 まさかの敗戦に、現地メディア『FOOTMERCATO』は「ナセル・ラルゲ暫定監督のもと、屈辱的な敗戦を喫した。マルセイユの同コンペティションは悪夢に終わった。彼らは罰を受けているかのようだった。チームに強度を加えることができず、翻弄された」と伝えている。
 
 現地メディアの評価も厳しいものになっている。『Maxifoot』は、10点満点中、アルバロ・ゴンサレスに「6点」、アルカディウシュ・ミリクに「5点」を与えた以外は全員が3点以下。長友にはチーム最低タイの「2点」、酒井には「3点」をつけた。

 寸評では、長友について「攻撃面では、日本人左SBは試合開始時は多くのサポートを提供していた。一方で、守備の局面では難点が目立った。後半は完全に後ろ向きのプレー。チームのトラブルである」と辛口。また、酒井については「説得力を欠いたプレーだった」と評されている。

 次戦からは、新たに就任したホルヘ・サンパオリ監督が指揮を執る。屈辱的敗北を喫し、リーグも8位と沈んでいる名門は、ここから巻き返すことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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