「守備で存在感」「 “掃除機”の力を発揮した」長谷部誠と遠藤航、対峙した2人の現地評価は?

2021年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合は1-1のドローに終わる

フィールドの上で火花を散らした後、試合後は談笑していた遠藤(左)と長谷部。(C)Getty Images

 現地時間3月6日、ブンデスリーガ第24節が行なわれ、フランクフルト対シュツットガルトは1-1の引き分けに終わった。

 鎌田大地は腰痛のためベンチ外となったフランクフルトは長谷部誠、シュツットガルトは遠藤航がそれぞれボランチで先発出場し、日本人対決が実現した。

 それぞれの評価は、現地紙『BILD』が長谷部に「3点」、遠藤には「2点」がついた。この一戦で最高評価となった「2点」は、シュツットガルトでは遠藤のほか、スコアラーのサーシャ・カライジッチとGKのグレゴル・コーベル、フランクフルトでは同点ゴールを挙げたフィリップ・コスティッチに与えられた。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
 
 フランクフルト紙『Frankfurter Rundschau』は、長谷部に対して4段階中、上から2番目の「良かった」と評価した。寸評では、スピード感のあるシュツットガルトの攻撃陣を「困らせた」とし、「ビルドアップはうまくいかない場面もあったが、守備で存在感を見せた」と添えている。

 シュツットガルト紙『Zeitungsverlag Waiblingen』は、遠藤に「3点」を付け、「いつも通りに掃除機の力をDFの前で発揮したが、前の試合ほど目立ったものではなかった。デュエルでは60%の勝利を収め、フランクフルトのCFたちに仕事をさせなかった」と評価。『STUTTGARTER NACHRICHTE』では「2点」がつき、「個の存在として頼りになった。ボールをキープできてプレーは明快。前線に良いパスも送り、不注意なミスはわずかだった」とチーム内2位タイの高評価がついた。

 次節、フランクフルトはアウェーで2位のRBライプツィヒ、シュツットガルトはホームでホッフェンハイムと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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