「エメリに忘れられた」「最も奇妙なケース」久保建英は最低評価? スペイン紙がマドリーのレンタル組を“査定”

2021年03月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベイルやレイニエールが復調するなか…

今冬に移籍したヘタフェでもベンチスタートが続いている久保。(C) Getty Images

 キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)やアーリング・ハーランド(ドルトムント)の獲得を狙っているレアル・マドリーだが、コロナ禍によりクラブの懐に余裕はなく、大型補強をするのは容易ではない。

 そこで重要になるのが、レンタル組の復帰だ。3月5日、スペイン紙『Marca』の電子版が、現在マドリーが他クラブに貸し出している9人の現状をレポートしている。

 紹介されたのは、ガレス・ベイル(トッテナム)、ヘスス・バジェホ(グラナダ)、ボルハ・マジョラル(ローマ)、ダニ・セバジョス、マルティン・ウーデゴー(ともにアーセナル)、ブラヒム・ディアス(ミラン)、レイニエール(ドルトムント)、ルカ・ヨビッチ(フランクフルト)、そして久保建英(ヘタフェ)だ。

 久保については、「クボは定着できない」と見出しをつけ、「最も奇妙なケース」と綴っている。

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「クボは今シーズン、2度目のローンで、昨年のマジョルカを数えると3度目となる。しかし、ビジャレアルでもヘタフェでも、何も勝ち取ることができていない。(ビジャレアルの)エメリ監督は、彼をヨーロッパリーグ要員に降格させ(5試合)、リーグ戦では存在を忘れた(16試合で先発は2回)。

(ヘタフェの)ボルダラス監督は彼に4回連続(19~22節)で先発の機会を与えたが、直近2試合で日本人は14分しかプレーしなかった。今シーズンの1ゴール・3アシストは、すべてビジャレアルでマークしたのものだ」

 その他の選手では、ともに精彩を欠いていたベイルが「目を覚ます」、レイニエールが「トンネルの終わりの光明」とポジティブに伝えられている。一方で、久保はヨビッチとともに「戸惑っている」と指摘されており、レンタル組の中でも最も厳しい状況にあると、記事は伝えている。

 マドリーへの復帰を目指すうえで、ヘタフェでのアピールは欠かせないのだが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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