「クボに賭ける」久保建英に訪れた“ラストチャンス”。ククレジャの出場停止で5試合ぶりのスタメンか

2021年03月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

ここまで全試合で先発している左サイドハーフが欠場

4試合連続でベンチスタートの久保。バジャドリー戦で先発のチャンスを掴めるか。(C) Getty Images

 現地時間2月27日に開催されたラ・リーガ第25節のバレンシア戦で、久保建英は4試合連続のベンチスタートとなった。

 チームは3-0の快勝で7試合ぶりの勝ち星を挙げ、連敗を「4」でストップさせたものの、勝負がほぼ決した85分から投入された久保は、最後に訪れた決定機も決め切れず、アピールできなかった。

 久保やカルレス・アレニャをベンチに置き、守備と経験を重視したメンバーを起用したホセ・ボルダラス監督の策が成果をあげたことで、日本代表MFの立場はますます厳しくなっている。

 このままシーズン終了までバックアッパーで過ごすのか。そんななか、久保にとって絶好の機会となりそうなのが、3月6日に開催される第26節のバジャドリー戦だ。ここまで全試合で先発している左サイドハーフのマルク・ククレジャが累積警告で出場停止となるのだ。

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 スペイン・メディア『Estadio Deportivo』は、「ククレジャの不在は、重大な損失だ」として代役を予想。「最も明確なオプションは、左SBのマティアス・オリベラが一列前に上がり、4試合連続ベンチスタートのクボに賭けることだ」と綴り、久保が右サイドハーフに入り、現在そのポジションでレギュラーとなっているアラン・ニョムが左SBに回ると見ている。

 また、スペイン紙『AS』は、左サイドハーフに、久保、ダビド・ティモール、アレニャ、クチョ・エルナンデスのうち誰かが入ると予測。『MARCA』紙はクチョが最有力としている。

 仮に、久保にスタメンの機会が回ってくれば、文字通りの「ラストチャンス」。ここでアピールできなければ、監督が代わらない限り、残りのシーズンをベンチで過ごすことになるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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