「ラブストーリーは続く」37歳・長谷部誠がフランクフルトとの契約延長を今週中に締結か。独メディアが報じる

2021年03月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「不可欠な存在となっている」

37歳ながら第一線で活躍し続けている長谷部。(C)Getty Images

 ブンデスリーガのフランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠は、ドイツで現役を続けるようだ。

 ドイツ紙『BILD』は現地時間3月2日、フランクフルトが、2021年6月末で切れる長谷部との契約を、2022年6月末まで1年延長する決断を下したと報じた。交渉は今週中にまとまる見込みだという。

 一時は今シーズン限りでの引退も囁かれた37歳は、直近12試合連続で先発を続け、リーグ4位まで順位を上げたチームの主力として活躍を続けている。

 現地メディア『90min』は、「長谷部を連れてきたフレディ・ボビッチSDは今夏の退団を希望した。しかし、アイントラハトと長谷部のラブストーリーはまだ続く」と伝え、「ここまでに至った理由は疑いようがない」と伝えた。
 
「長谷部は今シーズン、アディ・ヒュッター監督のもとで不可欠な存在となっている。中盤で守備的な役割を担い、相棒のジブリル・ソウには活躍の場を与えている。彼は守備のリーダーであり、ダビド・アブラアムが引退を決めた後、キャプテンも務めあげている」

 さらに、このように元日本代表のベテラン戦士を称賛した。

「今週中に締結される契約で初めて、キャリア終了の可能性が保留される。新契約の交渉は非常に和やかなもので、お互いに妙な駆け引きのようなものはなかった。信じられる人間とは、長谷部誠のことだ」

 引退後もスタッフとしてクラブに残留することを打診されているといわれている長谷部。少なくとも、あと1年は選手としてファンを楽しませてくれそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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