「真の戦士だ」首位から貴重な勝点奪取!立役者の川島永嗣に現地ファンも絶賛!同僚からは日本語で…

2021年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームを良い方向に導いてくれてる」

5大リーグのひとつ、リーグ・アンのストラスブールでスタメンを張る川島。首位とのアウェーゲームでも好守を連発し、チームを助けた。(C)Getty Images

 川島永嗣がフランスで存在感を高めている。

 現在37歳の川島は2010年のリールセ(ベルギー)での海外初挑戦から、複数の海外クラブを渡り歩き、18年夏から現所属のストラスブールに加入。迎えた3シーズン目の今季は、開幕から2試合連続でスタメン入りするも、3節で当時23歳のフランス人GKバングル・カマラにポジションを譲ると、そこから8試合連続で出番なしという苦境に。

 それでも懸命に努力を続け、11節のモンペリエ戦で9試合ぶりに先発復帰。以降はPKストップも見せるなど好調を維持し、ここまで17試合連続でフル出場を続けている。

 直近の現地時間2月28日の27節・リール戦でも、好調の相手攻撃陣の前に立ちはだかった日本代表守護神は、1失点するも好守を連発。試合は1-1のドロー。昨季王者のパリ・サンジェルマンを抑えて首位に立つ難敵からの勝点奪取に貢献した。

【画像】好守連発!守護神川島による"善戦報告"はこちら
 そして試合後には自身のインスタグラムを更新し、「首位リールとの対戦でした。最後に追いつかれてしまったけど、チームが一つになっていいゲームができました」と、掴んだ確かな手応えを報告。

 これには国内外のファンも反応し、「素晴らしい」「真の戦士だ」「川島選手の存在がチームを良い方向に導いてくれてる」「試合を見るのが純粋に楽しい」といった熱烈なエールを寄せているほか、リール戦でも共にフル出場した同僚のガーナ代表DFアレクサンダー・ジクは日本語で「青い侍」と一言。ユーモア溢れるやり取りに、チームメイトとの良好な関係も窺える一幕となった。

 ストラスブールは現在、降格圏から勝点6差の15位に位置。痺れる戦いが続くなかで、衰え知らずのベテラン守護神には今後も大きな期待が寄せられる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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